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狗巻side


目にハイライトなんて無く、
恐怖を感じさせるような気迫を放ちながら
キャベツの千切りがまな板の上にて、大量に出来上がっていく。



え、、、怖、

「え、あ、、、Aサン?
あの、、、、如何なされましたでしょうか、」

「あ?」


「ひぃっ」



真希がAに問いかけても、

これはやばい反応、、、。





「あー、ごめん、ちょっと、むかついてて、、」

少し表情が和らいで、
ゴトッって音を立ててデシャップの上に包丁を置いた

「何があったの?」
「、ちょっと待って、はちみつ飲みたい」

「は?はちみつ飲む!?ちょ、さすがに原液はやめろ!」


Aからはちみつを取り上げ、椅子に座らせる事に成功した。

「もーやだよおおおおお」
「ほら、あたしらに話してごらん?」

真希がそう言った瞬間、
ブーブーとスマホのバイブ音が響いた

誰のだろうと思っていたら
Aがスマホをテーブルの上に置いて
着信中の画面を見せてきた

「さっきからずっと電話が来るの。
着拒したりもしたんだけど、、、
電話番号変えてきてるみたいで、」


「誰?」

「話した記憶もないおっさん。」

多分、今日のお見合い相手だろう。

確かに話してはなかったな。
一方的に向こうが喋ってて、会話はしてないから
嘘ではない。

「電話番号教えたのか?」
「ううん、教えてない。、あ、もしかしたら学長が?」

まぁ確かにお見合いとなったらなぁ


「Aちゃん、スマホ貸して?」
「?」

釘崎はスマホを受け取った瞬間、
通話ボタン押して、即スピーカーボタンも押した

『あ!やっと出てくれt』
「おいオッサン。しつけぇんだよ。Aちゃんに二度と電話掛けてくんな」

『き、君は誰だ!
電話だけがAさんと繋がれる手段なんだ!ここからお嫁さんになってもらうんだから』
「は?うるせぇんだよストーカーみてぇに電話かけまくってきやがってよぉ、
Aちゃんには既に男がいるんだよ」

「ちょ、野薔薇ちゃん!?何言って、」
小さい声でぽそっと否定の言葉をAが言おうとした瞬間、




「A、今日の夕飯なに?」




す、すじこぉぉぉぉぉぉぉお!
おっと間違えた。タイミングの良さ!
恵が欠伸をしながら食堂に入ってきた

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まゆか(プロフ) - プスメラさん» 応援ありがとうございます。もしかして、2の時にもコメントくださった方ですか?引き続き読んで下さりありがとうございます。オチはまだ決めないですが、ごじょせん案も考えます笑 (2021年2月27日 17時) (レス) id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - まゆかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。できれば五条悟オチでお願いします。 (2021年2月26日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆか | 作成日時:2021年2月24日 16時

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