131 ページ32
天川side
買い物行くにも1人で行くなって真希ちゃんに止められ、伊地知さんに車で乗せてって貰うにしても
恵達の任務に付き添ってて高専にいないし、
学長もいないし、硝子ちゃんは今解剖中だし、
みんな任務だし、
｢暇なんですよね、、、｣
高専の敷地内しか歩き回れない。
別に食材の買い出しぐらいしか外行く気しないし
別にいいんだけどさ、良いんだけど
｢ﾅｰｰｳ｣
高専に住み着いてる猫と日向ぼっこで時間を潰すしかない。
｢暇だねー猫ちゃん。｣
もっそもっそ歩いてくるラガマフィン。
私が小学生の頃から見かけてたから、
割と長生きしてるな。
すりすりと頭を擦り付けてくる
この猫ちゃん、きゅうり好きだったよな、
少し輪切りにして出すと
シャクシャクシャクシャク一心不乱に食べ始めた
｢焦んないでお食べ｣
白い毛並みに、空を映したような青い目、
悟みたい。
白くてフワッフワした毛を揺らして
私が持ってる猫じゃらしにじゃれてる猫で遊んでると視界が白いので覆われた
｢ただいまー。｣
視界を覆ったのは悟が後ろから覗き込んできて垂れた髪だった
｢あ、お帰り。ねーねー
この猫ちゃん悟に似てる｣
猫ちゃん抱っこして悟に見せたら
きゅるんって目で見てきた。
｢えー？僕の方が可愛い！｣
｢え？｣
｢僕の方が可愛いもん。おい猫、可愛いって言われて調子乗ってんじゃねぇぞ｣
ペソッ
悟が猫ちゃんに手を伸ばしたらあしらわれてる。
｢、、ッフ、｣
思わず笑っちゃった。
｢え、僕が猫に手払われた？｣
｢猫ちゃんに威圧感放ってるからだよ｣
｢えーー。ってあ！付けてない！ねぇ！
昨日買った指輪！｣
3人がお守りだからって選んでくれた指輪だから
無くしたくないし作業する時はつけないでおこうと思ったのに、
｢高専内だし、｣
｢でもダメ。付けて。｣
｢、、、ぶー。｣
猫ちゃん降ろして部屋に置いておいたのを取りに行って右手の小指に付ける。
ちょっと緩いんだよな、、
戻ると猫ちゃんと戯れてる悟。
え、何、この光景、尊みを感じたわ。
｢あ、ちゃんと付けた？｣
｢ん。付けたよ｣
右手を拳にして見せたら、真顔で、
は？って言われた
｢はって、え？｣
｢ぐーじゃなくてパーにして。｣
手広げたらスルッと取られ、
左手掴まれ、左手の薬指に付けられた
｢あ、なんかピッタリ感。｣
薬指にはピッタリはまった。
｢ここに付けるの。わかった？｣
｢ほーん。了解した。｣
小指じゃなかったのね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 483人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆか(プロフ) - プスメラさん» 応援ありがとうございます。もしかして、2の時にもコメントくださった方ですか？引き続き読んで下さりありがとうございます。オチはまだ決めないですが、ごじょせん案も考えます笑 (2021年2月27日 17時) (
レス) id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - まゆかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。できれば五条悟オチでお願いします。 (2021年2月26日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆか | 作成日時：2021年2月24日 16時
