食堂のお姉さん！【呪術廻戦】

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天川side

｢A、ちょっと組手やろーよ｣
｢えー？体鈍ってるよー。でも久しぶりに動きたいし良いよ｣

真希ちゃんの後について行くと
2年生が揃ってた

｢お？なになにー？４対１？｣
｢怖くなったか？｣

ニヤって笑う真希ちゃん
でも、

｢え？ごめん。わくわくしてた｣
｢さすがに４対１は、リンチじゃ｣

困り顔で言ってくる憂太くんに

｢え？大丈夫大丈夫。それに、
現場でそんな甘いこと言ってらんないの憂太くんも、ちゃんと体験したでしょ？｣

そう言うと、うぐっって黙った

｢ま、今日は1対1で、Aに特訓つけてもらいたいんだけど。｣

｢え、｣

ちょっと騙された感。

｢４対１は今度な｣

｢はいはい。んじゃ誰から？｣



乙骨side


まって。
僕と真希さんは竹刀ありだし、
棘くんも呪言使ってたのに、
Aさんは道具も無しなのに、強い

着物で、たすきで袖くぐってるだけ
動きずらいはずなのに
ひらひら躱すし、一瞬で技かけてくる

おかげで何度も地面に手を着いた



棘くんも白目むきそうになってるし、
パンダくんは倒れたまま日向ぼっこ
真希さんも仰向けになったまま


やっぱり先輩って凄いなぁ

普段ご飯作ってくれてるとこぐらいしか見ないけど。


｢憂太くんも、ちゃんと強いね。
去年の事、さとるから聞いたよ。｣

里香ちゃんの事とかかな、

｢絶対美人だと思うの里香ちゃん！あたしの想像だけど！｣

｢へ？｣

うつ伏せに倒れてる僕の隣に座って
組手中とは違ってにこにこ笑顔で話しかけてくれた

｢あたしも見たかったなぁ。幼なじみと恋人とか少女マンガですか。絶対キュンキュンするやつじゃん｣

凄い目キラキラさせて話してきた、、、。
思わず、ぷって笑っちゃった
｢そうですね。可愛らしい子でした｣
｢えー！降霊術とか出来ないかな、あたしもお話したかった、、、｣

話すと面白い先輩だなぁ

｢里香ちゃんに言われたんでしょ？
早くこっちに来るなって。｣
｢、そうですね｣
｢んじゃ、美人里香ちゃんのためにも、強くならなきゃね。｣

わしゃわしゃ僕の髪撫でて立ち上がって真希さん達の方に行くAさん

｢やば！棘くん白目むきそう！真希ちゃんもパンダくんも起きてー！シャワー浴びてご飯だよ！｣

なんか、お姉ちゃんがいたらこんな感じなのかな

｢ほら憂太くんも！いつまで地面とキスしてんの！
遅い子はお昼デザート無しにしちゃうよ！あ！それとも恋バナでも話してもらおうかな｣

｢!!!今行く！！｣



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