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女将はAに、
端っこのお席使っていいから話しておいでと囁く

「そこまで今お客さん入ってる訳でもないから大丈夫よ」
「でも、」
「ほらほら、久しぶりの先生でしょ?」





女将に押され、テーブル席に座るAと五条
「、、、、で、戻ってこい、とは。」

呪術師として仕事をしなくなったのは、
五条悟に言われた言葉のせいだった

「えー?やっぱりさー6年も一緒にいたのに
近くにいないとか寂しいじゃーん。
呪術師やらないのー?」
「よくそんなこと言えますね。」


………

高専卒業式2日前

「ねぇ、Aさ、呪術師向いてないんじゃない?」
「今更言うの?遅くね?」
「弱いしさー、平和な非呪術の世界で生きてた方がいいのかもなー」
「、、、そうですか。わかりました。

6年間ありがとうございました。」

卒業式終わった瞬間高専から消えた。


ま、五条に腹立って家出みたいな。

寮に揃えた家具はそのままに着替えとかキャリーケースに詰めて、
小料理屋に来たみたいな感じ。
住み込みで。



………

「お前は弱いから平和な非呪術の世界で生きろーみたいなこと言ったの五条先生でしょ」

「、、、あの時は、俺、強くなかった、


6年も一緒にいてお前を育ててきた。

全く何も知らないAが、これなに?あれなに?って聞いてくるのが子供みたいで、
妹がいたらこんな感じだったのかなって、

卒業したら、生徒の時以上に危険な任務、任務、任務。護りたくても俺がAを護りきれる範囲を超えるかもしれないって、思った。
自信がなかった。
だったから、、、」


Aは家入から夏油の話も少し聞いていた
去年の百鬼夜行の事件の事も。
だから五条の話をただただ無言で聞くしかなかった

「でも、今の俺なら、護れる自信がある。
妹分のAを、俺の手で護りたい。だから、戻ってきてくれ。」

真剣な五条の目に、目隠ししてるけど
ため息をついたA

「、、、なんであたしが先生に大人しくついてって
強くなりたいって呪術の勉強したと思ってんの?
親の仇だけじゃない。

親みたいにクソみたいな上層部なんかの話に頷くだけの人形になりたくなかったからだよ。」




Aは五条の目隠しをずり下げ、目を見つめる

「6年もいたんだ。なら知ってるよね?



私は護られるだけじゃ嫌なんだよ」



ぱちくりと瞬きをする五条


「え!じゃあ戻ってきてくれるの!?」









「は?何言ってんの。



寮には帰るけど私は仕事してんだよここで」

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sou(プロフ) - ほんわかほんわか見てて楽しいです♡今後どうなっていくのかなぁ幸せになれるといいなぁ 次の話も見に行ってきます! (2022年1月31日 11時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - あーちゃんさん» 一応卒業してから専門学校に通ってたていで書います。本来なら専門2年目のとこですが、家入さんが医師免許取得した時と同じタイプと考えてもらってくれたらありがたいです (2021年4月2日 11時) (レス) id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 呪術高専は、4年制なのに、調理師免許取得には、実務経験2年ないと駄目ですよ? 仮に実務経験なくとも専門大学卒業なら、問題はないですけども… (2021年4月2日 5時) (レス) id: e1da6f24a3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 麗さん» 弁当です!ご指摘ありがとうございます! (2021年2月25日 15時) (レス) id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 14ページ 勉強 ではなく 弁当 ではないでしょうか? (2021年2月25日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆか | 作成日時:2021年1月31日 20時

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