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天川side
｢恵。おい。伏黒恵。
貴様またパプリカ残したな｣
中学生の時の反抗期は抜けれたみたいだけど
未だにパプリカは食べない恵。
パプリカ箸に摘んで恵の目の前に持ち上げると
ぷいって目逸らす恵の顎掴んで無理矢理こちらに向かせる
｢中学の時のお弁当、覚えてるか？｣
恵と喧嘩した次の日、お弁当箱の中身を全部パプリカ炒めたものにした時が１回だけあった。
その事を思い出したのかサァッと顔色を青くした
｢夜ご飯、あの時と同じ思いしたくなければ
これだけ食べろ。｣
薄切りも薄切り。
透けて向こうが見えるほどに薄くスライスしたパプリカ。
サラダに混ぜたのにキレイにパプリカだけ弾きやがった
｢いいじゃーんAにあーんしてもらえるんだよー？｣
｢ちょっとさとるいつまで食べてるの。
任務あるって言ってたじゃん｣
｢えー？まだ時間あるー｣
さとるは恵の隣に座ってお茶を啜ってる
｢A、お茶おかわり｣
｢、はぁ｣
急須に入った熱々のお茶をさとるの湯呑みに注ぐ
｢恵ぃ、大丈夫だよ。Aが作った料理全部美味しいのだって恵も知ってるでしょ？｣
いや、そう言ってくれるのは嬉しいけど、
｢パプリカはスライスしただけだから｣
サラダなの。忘れないで。
｢ほら恵、パプリカが美味しく見えるー｣
なんて催眠術じゃないけどパプリカを箸で摘んで揺らす
｢もー、恵食べないんじゃ僕が食べちゃうよ
Aがあーんしてくれるのなんて貴重なんだから！
お金払ってもしてくれないよ！｣
いやそこまで貴重価値ある訳じゃねぇし。
ほんとにさとるは食べようとしてるみたいで口開けて来る
｢だめです！｣
｢ぶべっ｣
おっ？
さとるの顔抑えて
薄くスライスしたパプリカ1枚
恵が食べた
｢偉い偉い！よしよし。じゃあ頑張ったご褒美に
ゼリーを出してあげよう。｣
冷蔵庫で冷やしておいたゼリーをクラッシュさせて
ガラスの器によそって恵の前に置く
｢キレイ、、、｣
薄い水色や青紫色のゼリー
｢紫陽花みたい、、、｣
小さな子供みたいに目をキラキラさせてる恵
｢今日紫陽花見てて、思いついたからさー｣
｢ね、ね！A！僕も！｣
｢はいはい。｣
さとるにもゼリーをよそっていると恵がおかわりって器持ってきた
｢はちみつレモン味で美味しい。
もっと食べたい｣
｢、素直でよろしい。でも食べ過ぎちゃうよ？｣
そう言うとムッって顔しかめた。
今日はやけに表情豊かだな。
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sou(プロフ) - ほんわかほんわか見てて楽しいです♡今後どうなっていくのかなぁ幸せになれるといいなぁ 次の話も見に行ってきます！ (2022年1月31日 11時) (
レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - あーちゃんさん» 一応卒業してから専門学校に通ってたていで書います。本来なら専門2年目のとこですが、家入さんが医師免許取得した時と同じタイプと考えてもらってくれたらありがたいです (2021年4月2日 11時) (レス) id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 呪術高専は、４年制なのに、調理師免許取得には、実務経験２年ないと駄目ですよ？ 仮に実務経験なくとも専門大学卒業なら、問題はないですけども… (2021年4月2日 5時) (レス) id: e1da6f24a3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 麗さん» 弁当です！ご指摘ありがとうございます！ (2021年2月25日 15時) (レス) id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 14ページ 勉強 ではなく 弁当 ではないでしょうか？ (2021年2月25日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆか | 作成日時：2021年1月31日 20時
