食堂のお姉さん！【呪術廻戦】

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五条side

｢さとる、稽古つけて。お礼はアイス｣
｢乗った。｣


1ヶ月ぶりぐらいの稽古のお願い。
｢わぁ、それ着てるの2年ぶり？｣

高専のとき、かわいいかわいい弟子のために、
僕がカスタムにカスタム重ね特注した和風なデザインのジャージを着てアイス食べてた僕の前に立った

｢この間は着物のままだったもんね｣
｢まぁね〜ちょっと今日やばいなぁって思って｣
｢え？、、、何、呪霊と戦ったの？｣
Aが危ない目にあったって、特級呪霊ってこと？
ガチトーンになった僕に
目ぱちくり開けてケラケラ笑ったA

｢そんなんじゃないよ、憂太と竹刀ありでやったらちょっとヒヤッとしたからさ｣
｢そっかぁって、憂太来てたの!?｣
｢ご飯食べにね、夕方には帰っちゃったけど｣
｢そっかぁ｣
檜のにおいがする廊下を進んで道場に入る




やっぱり僕の一番弟子だね
1級で留まらせてるけど、実力は特級に上がってもいいぐらいだ。
ま、僕には勝てた事ないけど

｢悔しいぃぃい！もう1回！｣
駄々こねるとこは
中学の時から何一つ変わってないな、
もう1回ってこれで6回目なんですけど？Aチャン
負けず嫌いもいいけど、
｢これ以上はアイス5個ぐらい追加してもらわないと｣
｢10個用意する｣

うっ、、、それは嬉しいけど、
｢ほら、また疲れてここで寝ちゃうパターンは把握済みだから｣
｢やだやだぁぁあ！次で絶対1本取るの！｣
幼稚園児並の駄々っ子。

そのまま動かなくなってすーすー言ってんだけど
もしかして寝てる？
うつ伏せで不貞寝してる、、、
｢ほらA起きてー。｣
｢あれ？先生何してんの？あれ？Aさん？｣
ほらー悠仁と恵が覗いてきた。両手に缶ジュース抱えて

｢稽古つけてたんだけど、負けて悔しいって不貞寝しちゃった｣
｢、、、何時間してたんですか？｣
｢えー？今何時？｣
｢23時｣
｢わ、4時間も経ってた、｣
｢五条先生と4時間も稽古とか、、、｣
とりあえずA抱っこして食堂に連れていく

｢え!?まじ!?Aさんってそんな強かったの!?｣
｢そうよ〜なんたって、僕が愛情たっぷりに育てできたんだから｣
修行の時間外にも、毎日風呂上がりのアイス獲得する為のバトルを6年間もやってたんだ。
さすがに僕でもこの試合1本取られるかもってヒヤッとした事は多々あった
ソファで寝ててまだ起きないAの強さを悠仁に話す
｢ん、、、寝てた、お風呂。｣
ぽやぽやした頭で食堂出てこうとするAに


｢アイス｣
｢ん｣

1Lのバニラアイス貰った

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