胃が痛くなる3【名探偵コナン】

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松田side




｢んで、Aもヴェスパニア行きのジェット機に乗って行った可能性しかないと？そういう事か高木｣

｢はいいいい！すみません僕が目を離した隙に...｣

涙目でひたすら謝ってくる高木
でもまぁコイツが悪いわけじゃねぇけど、
ボウズに任せられてたのに何してたんだって。
まぁ子供ってのは大人が想像しない動きするもんな
しょうがねぇ。
あいつ見た目は小学生だけど中身は高2のはずなんだけどな

｢お前は悪くねぇ。Aにはゲンコツ食らわせっから。
高木お前も空港内探し回って疲れたろ、
お前は先本庁帰ってろ｣

目暮警部にAの事で相談したけど流石に日本警察として行けないから毛利さんにAの事も任せる事に。
こういう時組織だと自由効かねぇからダルいんだよなぁ

電話かけてもあいつ繋がんねぇし、
なんの為のスマホだっての

Aとボウズは本当ちょこまかと...
ハーネスぽちっとこ。Aとボウズで色違いでいいか。
明後日には届くのか、さすがネット通販だ。










コナンside


おじさんはお酒を飲みにバーに入ってっちゃった
日本円で言うとこの500円玉のコインを貰ってAと自販機に向かって歩いていく
そういや俺らがガキの頃もこうやって飲み物買いに行ったなぁ
すぐ迷子になるだろうからって仲良く手繋いで行くよう母さんに言われて。Aの迷子癖は結局治らなかったけどな

ヴェスパニアなんて初めての土地でAは楽しそうに1人先に走り始めるから俺としてはヒヤヒヤだ。
こんなの迷子確定演出だろ

手綱握っておきたいけどそんなもん無いからAの手握っているけど、こんなの傍から見たら仲のいい兄妹だろうな。
すれ違った老夫婦や女性に『可愛らしい双子ちゃんかしら』なんて言われた。Aなんて花屋のおっさんに『兄妹でお使いかい？』って話しかけられて
『私この子のお姉ちゃんなの！』なんて言ってたから、何言ってんだ。どう考えたって俺の方が兄的立場だろって目で訴え、
花屋のおっさんに『違うよ！僕の方がお兄ちゃんなの！』って言えば『そうかそうか。お姉ちゃんぶりたかったんだなぁじゃあ双子なのかな？』って結局花屋のおっさんに双子って枠に俺らが嵌って話が終わってしまった。

まぁ訂正すんのもめんどくせぇし良いか
本当は幼馴染枠だけど
異国の地だしもう来ることねぇし。

｢で、なんで姉のフリした｣

｢一度でいいからしてみたかった｣

くだらねぇ理由だなオイ。







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