胃が痛くなる3【名探偵コナン】

145 番外編 ドラマ相棒 クロスオーバー ページ48

高木刑事side


特命係の右京さんとほのぼのと優雅に紅茶を飲んでいるAちゃん。自由さがどこか似ている2人だからか意外性もなければ、そこにAちゃんがいても違和感がない
ただただ優雅な空間なだけが存在している

2人は紅茶を飲みながらチェスをしているけど…右京さんの相方である亀山さんは2人を見て戸惑ってる様子
そりゃそうだ。もはや1課お馴染みの少女とは言えど、警部である右京さんが子守りをしている状態。異様な光景と言えば異様であろう。保護者はどこ行った。

｢Aちゃんが持ってきてくれた紅茶良い匂いね。アールグレイだっけ？｣
｢亀山くん、この種類はダージリンですよ。ダージリンの特徴で｣

右京さんの紅茶蘊蓄が始まり亀山さんはいつもの如く話が長くなるであろうと途中で話を終わらせる為、チェスどっちが勝ってるんですかなんて話を逸らした
一方でAちゃんは暇を持て余したのか壁に貼ってあるロンドンの地図を眺めている。あぁ、ほらAちゃんチェスに集中しなさいよ。

｢あぁ失礼。そういえば、Aちゃん先日通り魔にあったそうじゃないですか。松田君から聞きましたよ｣

｢あー、登校中の。｣

｢詳細はお聞きしなかったんですが、一体どのように通り魔を押さえつけたのです？｣

｢あー、んー、運で。｣

｢絶対嘘！Aちゃんの事だから脅しでもかけたんじゃない？｣

｢心外だなぁ亀山さん。ただちょっと、学校行く前だってのに時間割かれるのは面倒だから…こう、ちょっと…、平和的に会話しました｣

｢違うでしょ。じゃなきゃあんな青ざめて連行されてこないって｣

｢あはは｣

｢笑って誤魔化した！右京さん！Aちゃん笑って誤魔化しましたよ｣

｢えぇ。Aちゃんですからねぇ｣

｢右京さんまで酷いなぁ。ほら次右京さんの番だよ｣

先日の帝丹小学校付近で起きた通り魔事件。犯人は運悪く逃げた先にあの2人がいたのもあって、警察官が到着した時には犯人気絶してたって聞いたけど…コナン君曰くAちゃんが何かやらかしたようで。



触らぬ神に祟りなし。
松田さん、一体どう育て上げたんですか




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