胃が痛くなる3【名探偵コナン】

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諸伏side



すごい久しぶりに見れたゼロの姿に涙が出そう
あぁ、元気そうだ…ところでコナンくんとAちゃんにこんな過保護満載のお説教。それはまだわかるんだ、わかるけどさ、何も店内ドア前でスタンバってたの俺見えたんだけど

なんだろう…いつから君はそんな事をするようになったんだ、まぁまだ保護対象の2人にだから気持ちわかるけど、これ俺が本当は生きてましたよーなんてゼロの前に戻った時が怖い

あの組織のことが終わっても俺このまま変装し続けてゼロから隠れようかな…残りの人生Aちゃんのママの家政婦してた方が俺の身の安全が守られる気がしてきた…

俺もアイスコーヒーとレモンパイを頂いてる間、ゼロは本職丸出しに職質掛けてくるけど、お前今ただの探偵でポアロのバイトだろ。やめろそれ以上ここを取調室かと思わせるような事をするな。

｢あ、あー安室さん！私そろそろ帰んないと！｣

｢僕も！｣

神か！ゼロからの尋問を遮断するように帰る支度をし始めて、そろそろ外も暗くなるし帰ると言う2人の分もまとめて代金払おうとしたら

｢待ってください｣

ガッととても力強く手を掴まれてしまった
お前それは惚れた女の子相手にしろよ
30手前の幼馴染の手をそんな熱意込めて掴むなバカ

｢…あなたもしかして…｣

｢安室さん！早く帰んないとママに怒られるから！おじちゃんの手離して！フられる可能性大の愛の告白するなら私達いない時にお願いします｣

苦笑いしながらAちゃんったらゼロに言ってるけど俺だって幼馴染の枠越えたくないからやめて

｢Aちゃん!?僕そう言うんじゃ無いからァァァア！｣

Aちゃんに叫ぶ弾みにゼロの握力が緩み離れた手首
五千円札置いて『釣りは要らねぇぜ！』なんて俺のキャラじゃない言い方してそそくさとポアロから出れば
｢お釣りお返ししますお客様ァァァア！｣
なんて叫びながら追ってくる
やめてくれ、お前般若の顔で追ってくんのまじ怖いから

｢遅いから迎えに来たわよ我が娘たちよ｣
Aちゃんママのお迎えにより鬼塚教官より怖いゼロから逃げきれたおかげで生き延びれた

確かに着いていくって言ったのは僕だけどさ、目的地にゼロがいるって一言ぐらい言ってよおチビ共




もう今回の日本滞在中は
外出歩くのやめようと心に誓った俺がいた


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