胃が痛くなる3【名探偵コナン】

110 ページ12

Aside


プンスカ怒ってる蘭の後を3人で着いていくと
サクラ女王が生前使っていたという部屋だった
ミラ王女は捜査に協力するわと私達を中に入れてくれた

壁側には女王が近代五種競技で優勝された時の賞状やトロフィー
ジラード公爵が3年前に優勝した時の写真も…

｢コナン、｣

ビューロの角についてる粉の匂いを嗅いでるコナンを呼んで、下に落ちてる弾丸を拾って見せた

｢…わかったぞ、サクラ女王の気持ち｣

｢ジラード公爵が犯人だって証拠も｣


銭形警部に夕方5時過ぎ東屋に集まるよう言われ
全員揃うと、王宮金庫の中からクイーンクラウンが盗まれた事を話はじめた所をこっそりコナンが、おっちゃんに麻酔銃打ち込もうとしたのに珍しく失敗し、銭形警部に。

｢うげっ｣

そのままコナンは銭形警部の声で女王殺害の件を話し出すが、目を覚まして欠伸をする銭形警部
象でも30分寝るって博士言ってたのにバケモンかよ

するとおっちゃんが女王の件は事故ではなく事件だと話し始め、コナンを見ると俺は知らねぇと首を横に振るからおっちゃんを見ると背中に回った手にはあのビデオカメラ。
いつの間におっちゃんとルパンさん入れ替わったんだ？

コナンとルパンさんは意思疎通したのか、ルパンさんは声に合わせて身振り手振り、口パクしはじめた

｢狐を逃がそうと飛び出したサクラ女王に命中してしまったのだとジラード公爵は証言した。
そうですな？ミラ王女…え？｣

｢えぇ、そう聞いてるわ｣

ルパンさんは蘭とミラ王女がいる方向いて、小さく驚いたのに蘭は反応して

｢まさかと思うけど、今また間違えなかった？お父さん｣

｢え、お父さんなの？｣

そっか、ルパンさん、蘭を知らないんだもんな
そりゃ驚くよなぁ

｢ジル王子が拳銃を持っていた手は右手
右のこめかみを撃ってるんです。右に持つのは当たり前…
ですかな？ミラ王女｣

｢兄は、左利きです｣

小さい頃から食事もサインをするのも右でするように教えられてたと王女が話してくれた。こっそりジラード公爵を見ると、表情に微かに現れてる焦り
叔父なのに気づいてなかった事が仇となったのか

当時王子が使っていたライフルをカイルさんに持ってきてもらい、特注品でもないボルトアクション式のライフルは左利きでも右で構えるしかない
直前までそれを見てたジラード公爵はなんの疑いもなく右手に拳銃を握らせた。と進める推理
するとまだ足掻くのか、ジラード公爵は、まだ事件だと決めつけたいのかと言い出した


・

111→←109

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す