152 番外編 踊る大捜査線クロスオーバー ページ5
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これはとある署の刑事とホイホイ少女が出会った話
事件現場に駆けつけた2人の刑事。その内古株とも言われる刑事は目を擦り新米の背後を2度見した
｢聴き込み行きましょう｣
｢ん？おう…｣
｢和久さん？｣
｢いや、…座敷童子が見えるようになったのか俺は｣
｢え？｣
その言葉に後ろを振り返る刑事は確かに先程までは居なかったはずの少女の姿に驚いた
｢刑事さん、足もとに何か落ちてるよ｣
｢ぅお！お嬢ちゃん!?なんで現場に入ってきてんの、お父さんとかお母さんは？｣
｢座敷童子だから、いないよ｣
｢あぁそうなの。って座敷童子!?和久さん、お、俺も妖怪見えた、え？｣
嘘だろ？まじで座敷童子…？
少女の目線に合うように腰を曲げると少女は青島と呼ばれた刑事の足もとを指さした
｢これ、ガラスの破片だよね。不自然すぎない？こんな広い廊下のど真ん中に筋状に落ちてるの｣
｢あらほんと｣
刑事2人床をまじまじと見ている時だった
｢こぉらぁぁあA!!｣
サングラスを掛けた少し治安の悪い口調で向かってくるのは
｢あ、陣平お兄ちゃん｣
少女の保護者。出先で事件遭遇と言うのも不運だがそれにも慣れた2人だ
｢あ、松田君｣
｢和久さん知り合いっすか｣
｢ちょっとな。警視庁の松田君だ｣
｢警視庁って、てか待って今Aって言って…君座敷童子じゃないの!?｣
｢あはは。ゴメンなさい人間です｣
｢すいませんうちの子現場荒らしたりしてなかったですか？｣
｢いや、大丈夫だったよ。それより、この子松田君の娘さんだったのか｣
｢あー娘っていうか、妹っていうか、ほんとすみません｣
｢うちの青島なんて本当に座敷童子かと思ったらしくてよ｣
｢それは、和久さんが言い出したから！それにAちゃん本人が座敷童子言うから！｣
座敷童子だから。と言った時の一瞬怯えた青島の表情を思い出したのかクスクス笑うは毎度お馴染みお転婆娘
松田に首根っこ捕まれ確保されている状態でのほほんと思い出し笑いをするのは最早慣れと言えるだろう。
｢青島くんお菓子くれたから優しい刑事さん｣
｢ここでも餌付けされやがって｣
数時間で事件はもちろんいつものように解決。帰り際頂いたお菓子を抱えてニコニコAと合わせて歩く松田の背中を見送る青島と和久はふと思った
｢もしかして噂の事件ホイホイの子だった？｣
＊
先日1話から踊る大捜査線を観たので描きたくて描きたくて…
それより4月ですね！新入生、新社会人の皆様おめでとうございます！
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MEGUMI(プロフ) - こんばんわ！踊大のクロスマジウケｗｗｗ もっとクロスして欲しい！！ブラペアの渡海先生とか､占拠の武蔵とかガリレオの湯川先生とかww99.9の深山とか魔王の成にゃんとか三毛猫の片山とか(ほぼ嵐(爆笑))(笑) (4月13日 23時) (
レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 12番さん» ありがとうございます！更新はのんびりになってしまいますが、楽しんでいただけるよう頑張ります！ (3月19日 16時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
12番 - ずっと読んでます！読んでて楽しくて大好きです！更新待ってます(*^^*) (2月10日 23時) (レス) @page3 id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆか | 作成日時：2024年1月4日 17時
