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五条side


ちゃんとした担任っぽいから一安心だったな。
「それでは、今日の保護者会は終わりです」

解散して校庭行くと
やっぱり他の家も同じ考えだったみたいで
他の児童も意外といる

さてさて、うちの天使ちゃんは〜っと




すっごい笑顔。
ものすっごい笑顔でブランコ乗ってた





「A〜!パパ終わったよぉお!」

Aがいるブランコに走ってって抱っこして抱き上げるとAと遊んでいたクソガキ男子が
僕の脚にパンチしようとしてきた
まぁもちろん無限で触らせないけど

「なんだてめー」
サングラス越しにクソガキ共見下ろすと
「Aは俺と遊んでんだ!」
「おっさんなんなんだよ!」

え、何こいつら。



Aのお顔見ると、
既に僕の首に手回して僕の抱っこで眠そうにしてる

「A、コイツらだぁれ?」

そう聞くと、
「隣のクラスって言ってた」


ふーん、隣のクラスね。
Aのクラスの子は先に帰っちゃったみたいで

隣のクラスの子達とブランコに乗ってたみたい

「隣のクラスの人だしパパと遊びたいから帰る」
ポソッと答えるAに僕はニンマリと笑っちゃった

そっか〜隣のクラスの男子と遊ぶより僕と遊びたいんだね!パパ嬉しいよぉ

「あ!けんちゃん!帰るわよ」
クソガキ1の母親が来たみたいで、
げっって顔してる

「けんちゃん?あら、うちの子がどうかしましたか?」
「あ、いえ。ウチの子と遊んでてくれたみたいで」

母親が俺の方に近づいてきたと思ったら、



「あの、近くないですか」
このクソガキ1の母親がもっのすごく距離が近ぇ
まじ離れてくれませんかね
「そうですかぁ?この後良かったら私と、親同士のお話しません?」
ねっとりした話し方で、色気出そうとしてんのか。
俺的には何も響かん。むしろ、無理。

オエッ

まじでパーソナルスペースよ。

無遠慮にグイグイくるおばさんの肩を押す小さい椛のようなお手手

「パパに触んないで。」

Aがおばさんを近づけないようにしてる
や〜ん、パパ、愛娘に守られた。
今日を守ってくれた最初の日記念日にしていい?

「な、何この子」
「え?僕の可愛い愛娘ですが何が文句でも?」
Aに対して、は?って顔しやがったおばさんに
真顔でそう言うとたじろいだ

「親同士の会話もなにも、
あなたと話すような内容は面白くなさそうなので帰ります。」

Aをぎゅっと強く抱き締めて正門に足を向ける

まじで不倫とか鳥肌過ぎ。
僕さらさら興味ねぇわぁ。
「ね〜A」

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A - めっちゃ面白いです!五条さんの親ばかには笑ってしまいます笑 (2021年8月19日 21時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆか | 作成日時:2021年1月30日 23時

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