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薬売りside
あー、最近は高専に行ってなかったですね。
Aにお土産もあるし、会いに行きましょうかね。
｢Aならもうすぐ学校から帰ってくるぞ｣
おやおや、まだ帰ってくる前でしたか
｢春だし、不審者が出没してるらしくて今悟が迎えに行ってるんだ。｣
夜蛾さんとお茶菓子を食べながら話をしていると
帰ってきたようで元気な声が聞こえた
｢ただいまー！｣
｢あ！おやつは手洗ってから！｣
｢ぷー！｣
｢可愛いけどダメ！ほらおてて洗いに行くよー｣
ふふっ、
会話にほのぼのしますねぇ。
いつの時もAは甘えん坊でしたし、
海坊主の事件の時なんて、
化猫騒動のあった坂井家にいた加世さんにまた会えたとか喜んで、ずっと引っ付いてましたし。
おかげで船から降りる時、加世さんから引き剥がすのが大変でした。
この話はまた今度、話しましょう。
｢あれ？薬売りさんじゃん！｣
Aを抱っこして帰ってきた悟くんは
どう見ても、Aの父親のように見えてくる。
｢薬売りさん！｣
Aは嬉しそうに、私に1度抱きついて、
お菓子を取りに行った
｢あ！｣
｢もうAの父親ですね。｣
貫禄がつきましたね
｢まぁね〜。ちゃんとパパやってるよ〜、、、
ねぇ聞いて！子供の成長早くて辛い！
喜ばしい事だけど寂しいんだよぉおおお！
いつまでもパパ、パパって呼んで欲しいぃぃい｣
親バカも、だいぶ、親バカすぎに悟くんも育ちましたね。
溺愛って言葉で収まらないですよ。
｢そこは安心して大丈夫ですよ。
Aは甘えん坊ですから｣
｢ぱぱー！プリンとってー！｣
Aの声にデレデレと、嬉しそうにして
｢はいはーい！パパが今行くよー！｣
悟くんはスキップして行った
｢最近、悟がほんとにノロケがすごいんだ。
Aが可愛すぎてどうしたらいい？って、
どうすればいいんだ。はぁ、｣
ため息着く夜蛾さんに言う言葉はそうですね、
｢おじいちゃん目線で見守ってあげてればいいんですよ｣
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A - めっちゃ面白いです！五条さんの親ばかには笑ってしまいます笑 (2021年8月19日 21時) (
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作者名：まゆか | 作成日時：2021年1月30日 23時
