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19 side夢主 ページ21

「遅いよAー。
お外はもう明るんくないんだから」




後ろに立ってたのはパパだった

「誘拐なんかされちゃったらどうすんの!
変な人に会ったりしてない?大丈夫!?」

地面に膝ついてほっぺムニムニ触ってくる。

「変な人、、、いなかったよ」


変な狐みたいなやつのことは黙っておこう。

「、、、変な人に会ったんだね?」
ほっぺ触る手をピタッと止めて、顔掴んだまま
私の目を覗き込んできた


これは隠し通せない顔だ。

「パパの事知ってるって人に話しかけられた」

「どんな人?」

「狐みたいな顔してて、ぜいんとか言ってた」
「ぜいん、、?」
あれ?なんて言ってたっけ

みんなで遊んでたら名前忘れちゃった。


「とりあえず帰ろっか」
「うん」


あいかわらず、パパがいる時の移動手段は
パパの抱っこ。

この2年間でパパの抱っこは安定感増してきたけど

正直言うと、地面との距離が遠くて
抱っこされてる時、視界が高くて怖いんです。


まぁ、歩かないで済むから楽で好きだけど。



「ぜいん、、、A」
「はい!」

ちょっとピリッとした空気を放ったパパの顔は
なんだか難しい顔している


「もしかして、禪院とか言ってた?」

「あ、それ。」


それだ。禪院。


「なおや?とか言ってた。
胡散臭そうで煽るけど後ろ歩かせた女にやられそうな感じの」

「う、うんー。だいぶ言うねぇ」

「だって腕掴んできて気持ち悪かったから、、


本能的に気持ち悪いって思っちゃった。」

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A - めっちゃ面白いです!五条さんの親ばかには笑ってしまいます笑 (2021年8月19日 21時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆか | 作成日時:2021年1月30日 23時

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