14 side夢主 ページ16
学校終わってみんなで帰ってると
後ろからあのきしょいオバケが着いてくる
でもここで変に動いても、みんなを怖がらせちゃう
多分こっちに着いてきてるわけじゃないと思うし
そのうちいなくなるかな
「ミエテル?イヒッヒッ」
顔覗き込んで来るんだけど、
「アソボウ、、、アソボウ」
話しかけてくるのはアウト!
「Aちゃんどうしたの?」
「ごめん、ペンケース忘れちゃったから、
先に帰ってて!」
みんなにばいばい手を振って
学校に戻るフリして人のいない路地裏にまわる
「ミエテルヨネ」
見えてるし耳障りなお声がちゃんと聞こえてますよ。
見えてないフリするのもめんどくさいんだよ、
わかっておくれよ。
「あ、あったーシャーペン」
シャーペンから芯を取り出して
呪力をシャー芯に込めてオバケの目に向けて投げる
「あっ、手が滑ったー」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ」
投げた芯がグサグサ黒目に突き刺さっていく
「ごめんね。ひとおもいに祓える武器無くって」
呪霊って痛いって感情あるのかな
目抑えて叫んでるけど
「A、帰りが遅いと思ったらこんなとこで、、、」
「しょうこお姉ちゃん、」
後ろから足音が聞こえて振り向くと
あたしが生きてきた中で美女トップ3に入る、
あ、いえ、ナンバーワン、かな。
しょうこお姉ちゃんがペロペロキャンディ持って立ってた
「迎えに来たよ」
あたしの手を取って帰り道に戻る
「ただいま、、、キャンディ!」
「歩きながらはダメ。転んだら喉に刺さるだろ。」
「むーーー!」
「家帰ったらな。」
「ほんと?」
「ほんと。」
家ついたらキャンディくれるって!
「早く!かえろ!」
112人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
A - めっちゃ面白いです!五条さんの親ばかには笑ってしまいます笑 (2021年8月19日 21時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まゆか | 作成日時:2021年1月30日 23時