【呪術】もうダルいわ。2！【モノノ怪】 (ページ12)

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10 side五条ページ12

子供の成長とは早いもので、
もう僕の天使ちゃんはランドセルを背負います

｢パパ！｣
今日はAの小学校入学式

保護者として父親だけ行くのもあれだしと思って、
硝子にも着いてきてもらうのを頼んだ。
夜蛾先生も来たがってたけど、学長になって忙しいからムービー撮って来いってカメラ渡された

Aは担任の先生に引き取られ、
教室に入っていった。
この後体育館で入学式らしく、
案内してくれる先生達に着いて行く

｢おい、悟泣いてんのか？｣
｢だ、だって、Aが、、、｣
｢小学校に入学ぐらいさせてやらないとさすがに可哀想だろ｣

保護者席に座って式が始まるのを少し待ってると
担任の先生の後くっついてチビ達が体育館に入場してきた
Aいるかなって探すと、同学年の中でもちょっと身長ちっちゃいみたいで逆に見つけやすかった
カメラの録画ボタン押してA映すと、
Aも僕達に気づいたみたいで
手を振ってくれた
かっわいいい、天使の笑顔健在っ！

入学式も無事に終わり、
教室に保護者も呼ばれ、教科書とかを渡された
全教科書を持って帰るには1年生には重いからというのと、先生と、保護者の顔合わせも含めてだったらしい。

｢では、明日から皆がんばろーね！｣

帰りの会も終わって、ランドセル背負って他の児童も、保護者に駆け寄ってる
｢パパ！硝子お姉ちゃん！帰ろ！｣
うちの子も駆け寄ってきてくれた

仔犬みたいでかわいくって、心臓落ち着け。
Aを抱っこして、校舎を出ると、
｢A！明日からよろしくな！｣
男子児童がAにそう言って手振って保護者の方に行った
え？何？Aを狙ってる？

うちの子は誰にも渡さん。
｢おい、悟、オーラしまえ。｣

その後正門で硝子が、Aと僕のツーショット撮ってくれた
最高。親子写真。