Being fucked by sweet poison 【梵天】

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｢A〜、何楽しそうに見てんの？｣



写真を見ては嬉しそうに笑ってる
｢りんちゃんが昔の写真見せてくれたの｣



淹れたてのコーヒーを零さないように
Aの隣に座って一緒に見ようと覗き込むと
俺らがまだ13の頃とか、天竺、六波羅時代の写真だった

｢前に私がはるちゃんに三つ編みしてもらった時に
言ってたのって、この時の蘭ちゃんだったんだね｣

俺と写真の中の俺を見比べて
嬉しそうに笑うA


｢なーに？昔の俺ら見れて嬉しいって？｣



｢うん。お兄ちゃんの過去、ちょっと知れて嬉しい｣


なにそれそんなふうに思ってくれてんの？

｢もっと兄ちゃんの事教えてやるからな〜｣

わしゃわしゃとAの頭撫でて
サラサラの髪を三つ編みに結ぶ
竜胆がどっかに特服しまっちゃったからなぁ、

場所がわかればAに着せたかったのに。
｢蘭ちゃんとお揃い｣
三つ編みの束を掴んでニコニコ笑ってくれる

竜胆、俺らの過去1つでこんなにA喜んでくれてるんだけど。尊いんだけど。


最近、Aに好きな人間でもできたかと
竜胆と不安になってたけど、

本当にそんな人間出来たら俺は相手の男を殺しにいく。

妹をどこぞの男に染められるなんてそんなの許せない

大切な妹に手出した男なんて海の藻屑にさせる




｢A｣

｢んー？｣

｢男、作ってないよね？
彼氏なんていないよね？｣

｢急だな、おい。｣




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