carry the pain inside 3【東京卍リベンジャーズ】【梵天】

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泣き疲れてそのままくっついてくるのが
懐かしく感じる


今回ばかりは三途に感謝だ。

Aを見つけて、すぐに連絡をくれた

三途も俺に色々言ってきてたけど
なんやかんやで、気にしてたんだな、




今日は俺らと帰るって頷いてくれたから

兄ちゃんも嬉しそうにAを抱き上げて
車に乗せる


A用のパジャマも私服その他もろもろ日常品
棄てずに保管してたから

今すぐにでも元のように生活ができる環境が整っている


｢後日Aの実家掃除しに行こうな｣

｢、うん｣


三途はため息ついて
｢お前らが次に目ぇ離して放っておいたり
また脱走させたら今度は俺がAを飼うからな｣

って舌打ちしてった。

おおかたマイキーの為だとか言うんだろ

でも、もうAを手放すつもりは無い



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車の中は暖房つけて暖かくしてたから
外との温度差で頬をすこし色をつかせてる

見ない間に前よりも細くなってしまってる身体
ほんと面倒見てないと心配しかない。

兄ちゃんと2人並んで後部座席に座ってるAを
バックミラー越しに見る


手首見た感じリスカの跡とかは無かったから
少しだけ、安心はできた

ただ、


｢ピアス、増やしたのか？｣

｢うん｣


｢どれどれ。見せてみろ〜？｣

兄ちゃんがAの髪をめくって見ると
前よりもピアスホールが増えてる

しかも軟骨にまで

｢なんで開けたんだ、｣

｢なんでって、｣

｢正直に言えよ？｣



｢痛みも感じないし、私って生きてるのかなって

確かめようと思って｣


｢ピアッサーとかで？｣



｢に、ニードル｣

｢消毒とかは？｣

｢しました。｣


俺らが軽く怒ってるのに勘づいたのか敬語になるA

これで安全ピンで、消毒してませんとかだったら
拳骨もんだわ。


何が生きてる証拠だ。


｢色々含めて家ついたらお説教な♡｣

兄ちゃんと揃って言うと
口をへの字にして俯いちゃったA

今のうちに、怒られる覚悟決めておけよ




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