【呪術】もうダルいわ。【モノノ怪】【鬼灯の冷徹】 (ページ37)

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35 side夢主ページ37

しょーこおねぇちゃんは
夜蛾せんせーとちょっとお仕事のお話するから
遊んで待っててって言ってた。

まわり見ても何も無い。
重い扉をギィィって音立てながら開けると
お外でいっぱい雪があった。

昨日テレビでやってた"かまくら"作りたい！

雪を掻き集めてペタペタ固めていく

はっ！あたし大工さんになれるかな！！
(いや、かまくら作って大工になれたら皆大工だわ)

中に潜ってみるいい感じに落ち着く。

｢んー、｣
なんかたりない。
テレビでやってたのもうちょっとなんかあった。

｢あれ？Aちゃん何してるんですか？｣
さとるが言ってた"ほじょかんとく"の人が覗いてきた

｢かまくら作ったの。｣
｢かまくらかぁ、いいねぇ。そうだ、ちょっと待っててねー｣
あ、どっか行っちゃった、

ちょっとかまくらの中が暖かくなってきた気がする

｢おや？Aちゃん。かまくらですか｣
さっきと違う"ほじょかんとく"さん
｢先程おしるこ買ったら当たりまして。
Aちゃん、餡子はお好きですか？｣
｢？うん！｣
｢では、熱いのでお気をつけて飲んでください｣

かんかんのおしるこくれた

｢あーお待たせ！じゃーん｣
さっき、待っててって言ったほじょかんとくさんが
両手に抱えて来た

｢七輪と、お餅！｣

｢お雑煮も持ってきたんだー｣

テキパキと七輪言うものを組み立てて行く

あっという間にお餅を焼いてお雑煮の中にいてくれた

｢どう？美味しい？｣

お餅をちっちゃく噛むと
ふわりと優しいお出汁の味とかがきいててとても美味しい。

｢おいしー｣

そこからミカン持ってくる人とか、
アイス持ってくる人とか、
磯部焼きって言ってたお餅をくれる人とか
みんなわらわらと集まってきた
おしるこもまだ飲み干してないのに。

｢お？Aこんなとこにいたのか｣

どうやら、お腹いっぱいだし暖かくて
寝落ちしていたようで、

起きた時にはしょーこおねぇちゃんの部屋に戻ってました。