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105th Love ページ11

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「「「クランクアップおめでとう〜!!!」」」



「………………何これ」



亜嵐「玲於がどうしてもお祝いしたかったらしくて」



「っていう名目で慎のこと聞きに来ただけですよね?」



「「「………………………………」」」





隼「……まぁまぁまぁまぁ!」





亜嵐さんに高級寿司のリクエストを却下され、渋々連れてこられた居酒屋に何故かいるGENEの皆さん。



態々オールメンバーが集まってクランクアップのお祝いなんてするはずもないんだから、恐らく目的は慎。



強引に隼さんに席へと誘導され、ドンと音を立てて目の前に置かれたレモンサワー。





玲於「まこっちゃんが撮られたってなんなの!?」


「えぇ〜、私に言われても」





もう既に酔いかけているのか、いきなり目の前で怒鳴り散らす玲於さん。



そんな事こっちが聞きたい。



大体、本人から何も聞いてないんだし、否定もしなかった。



挙句の果てには付き合ってるだなんて、此方としてはお手上げ状態。





涼太「龍友くんが言ってたやつほんとだったんだね」


裕太「今日何か言われたん?その女優さんに」


「慎と付き合いましたってご報告は受けたけど、」


玲於「は!?」


メンディー「え、それほんと?」


亜嵐「うん、俺も聞いてたよ。しかも果歩、普通に受け入れちゃうし」


龍友「疑わなかったん?」


「すんなり脳が受け入れたんで」


玲於「……俺まこっちゃんとこ行ってくる」


隼「玲於、落ち着いて」





何か、今日の玲於さん荒ぶってるなぁ。



そんな事を考えながらレモンサワーを流し込む。



喉にこびりついた脂分を洗い流すかのように喉を通るレモンサワーはやっぱりどのお酒よりも美味しい。





涼太「それにしても潔いね」


「考えてばっかだと埒が明かないので」


涼太「賢明な判断ではあるけどもう少し素直になってみてもいいんじゃない?」


「……素直に、」


涼太「恋は盲目って言うくらいなんだから、たまには後先考えずに感情ぶちまけてもいいと思うよ」





唐揚げ食べたいなぁ、と呼び鈴を鳴らす涼太さんを見ながら今までの事を思い返す。



慎のこと。勇征くんのこと。村崎さんのこと。



『素直になる』



その言葉だけが私の頭に張り巡らされていた。





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殿堂入り!感謝です!





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nadegata_love0(プロフ) - こんにちは!初めまして!このお話ここまで読んできてすごく好きで続きがすごく気になるのですがもう書かれることはありませんか? (2021年3月5日 0時) (レス) id: 4832a1264c (このIDを非表示/違反報告)
るぶ(プロフ) - 続き気になります。更新待ってます! (2020年8月14日 18時) (レス) id: 6e3ccbc5ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - しんどいです(涙)いっちゃん素敵でした、、、、こんなに辛い思いしてるのに、、、、早く幸せになって欲しい、、、、これからも更新楽しみにしてます!! (2020年6月5日 23時) (レス) id: 32eabf2622 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ほんと辛いですね。村崎さん?ほんま邪魔者やぁあ!meとまこの関係を崩すなぁあ泣 (2020年5月31日 5時) (レス) id: cb4bf61be0 (このIDを非表示/違反報告)
lulu.etoile(プロフ) - ゆみさん» 樹くんは細かい所までしっかり見てるんです!(持論) (2020年5月26日 22時) (レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lulu.etoile | 作成日時:2020年5月12日 21時

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