すれ違う2つの心は

61st Love ページ15

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LDHがお世話になってる新聞記者の村崎さんの娘。





涼太さんのその言葉に思考回路が止まった。



そんな話聞いた事なかったし、まさか村崎さんの娘だったなんて。





玲於「てゆうか、娘さん女優だったの？」



亜嵐「俺初めて知ったんだけど」



涼太「この前スタッフさんが話してるの聞いちゃって、隠してたらしいんだけど最近広まりつつあるって」



龍友「待って。村崎さんて裏やばいらしいよ？」



玲於「え、誰に聞いたの？」



龍友「TAKAHIROさん、この前ジムに行った時に聞いた」



隼「間違いないやつじゃん」





LDHには貢献してるけど、自分が気に入らない人に関してはフェイク写真を作ってでも週刊誌に売るって。



HIROさんも関係を薄めたいって考えてるらしいけど、なんせ事務所を立ち上げた頃からの仲だからそんなことも言えなくて悩んでるらしい。





LDHでそうゆう事はまだ起こってないけど、そうなってしまうメンバーが出るのも時間の問題かもしれない。





隼「じゃあ、果歩が今そうゆう状況ってこと？」



裕太「こわ、」



亜嵐「下手に手出せないってことか」





こっちが手を出せば、慎と村崎さんの邪魔をすれば、私が芸能界から消されるかもしれない。



要するに、私は空気を読んで、慎と村崎さんを応援して見守らないといけないってこと。





玲於「まこっちゃん次第だね」



亜嵐「騙されないといいけど」



メンディー「まこっちゃんに教えれば？」



「それはしません」



隼「え、なんで。言った方がいいって」





慎に言ったところで私たちにはどうしようもないこと。



怒ったら周りが見えなくなる慎にこんなこと知らせたら大変なことになる。



私が気に入られなかったせいでメンバー内に亀裂をいれるなんて、そんなことできない。





「1人じゃないです！GENEのみなさんには言いました」



亜嵐「まぁ確かにそうだけど」



龍友「抱え込まんようにしてな？」



玲於「何かあったら直ぐに言うこと！いい？」





そのあともGENEのみなさんがそれについて話してる。



私は何もないことを祈りながら、慎と村崎さんがくっついてしまったらどうしようか、ということを考えていた。





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