32nd Love ページ33
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亜嵐「ねぇ」
「………」
亜嵐「ねぇー」
「………」
亜嵐「ねぇー！」
「………」
亜嵐「ねぇってば！！」
「……んもう、何ですか」
今ですね、この前予告をあげました『Heavenly White』の撮影中です。
キスシーンとかベッドシーンは終わったんですけど、まだまだクランクアップまでには長くて。
そして私は今、お相手の亜嵐さんに絶賛ウザ絡みされてます。
亜嵐「ねぇ、構ってよ〜」
「…亜嵐さん、しつこいです」
亜嵐「えー！いっつも玲於には優しいのにー！」
「対して変わりません」
亜嵐「やっぱり扱い酷いよね、最近」
「気の所為じゃないですか？」
亜嵐「そんなことない！今までの会話で俺の顔見た回数ゼロ！」
「えぇー、もう見飽きちゃった」
亜嵐「俺、そんな風に育てた覚えない…」
「育てられた覚えもないですけどね〜、あ、写真撮りましょーよ」
亜嵐「え！撮る撮る！可愛く撮ってね？」
亜嵐さんってなんか、うん。
残念イケメンだよね。この顔からは想像もできないキャラ。
スタッフ「すいませーん！白濱さん！鈴村さん！お願いしまーす！」
亜嵐「はい！すぐ行きます！ほら、果歩行くよ〜」
でも、やっぱりこういう時に先輩っていうのを見せつけられて、尊敬できるな、なんて。
本人には絶対言わないけどね。めちゃくちゃ調子乗るから。
定位置に立ち、一旦気持ちを引き締めて、脳内を役柄へと移動させる。
小さく息を着くと共に『アクション！』という言葉が響く。
亜嵐『…あの、俺じゃだめですか？』
『んー、私の好みには合わないかな〜』
亜嵐『じゃあ、！せめて、好きなタイプでも、！』
『当ててくれたら教えてあげる』
スタッフ『カットー！』
撮影が終わり、ありがとうございました、と一言言ってスタジオを後にする。
屋内を出ると、壁にもたれかかってスマホを触っている、なんとも様になる亜嵐さん。
これで、もう少し男前な性格だったら私もずっきゅん来てたかもしれないのにー。
亜嵐「あ！果歩きたー！何食べに行く？」
「んー、ご飯」
亜嵐「いや、そりゃそうだけど笑 あ！じゃあ肉食べに行こ！」
この前、陸さんと行ったんだけどな〜。なんて思いながら着いていくことにした。
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lulu.etoile(プロフ) - ゆあさん» ありがとうございます！もうすぐ第2弾に移行するのでそちらも是非読んでください！ (2020年3月17日 21時) (
レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)
lulu.etoile(プロフ) - すっごく嬉しいけど結ばれるのまだまだ先かもです！それまで読んでいただけたら嬉しいなって思います！ (2020年3月17日 21時) (レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)
lulu.etoile(プロフ) - ゆみさん» 嬉しいです！頑張ります！ (2020年3月17日 21時) (レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - うわ、いい！！ (2020年3月17日 2時) (レス) id: 0e803c254a (このIDを非表示/違反報告)
ef(プロフ) - もう早く結ばれてほしいです！ (2020年3月16日 22時) (レス) id: 4813a6b67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lulu.etoile | 作成日時：2020年3月3日 20時
