淡い恋心の行方は

27th Love ページ28

.





壱馬くんにそう言われて、慎の方を見ると慎は少し恥ずかしそうに笑ってる。



慎「……果歩、」


「…ん？」


慎「おいで」



そうやって、小さい頃にやっていたように腕を広げてくれる。


それを見て、夢者修行の時もこうやって慎と喧嘩した事あったなぁ。
懐かしくて、嬉しくて、耐えられなくなって思いっきり飛びつく。



慎「うっ、！…お前、強すぎ」


「…まこ、ごめん、なさい、ごめんなさぃ、」



今まで人前で泣くことなんてほとんど無かったのに、今はどうしても涙が止まらなくて。

止めようとしたら余計に溢れて。

もう嗚咽で声も出なくて、ちゃんと言葉が届いてるのかも分かんないけど。


でも、慎は優しく背中を叩きながら抱きしめてくれる。


それだけで気持ちが通じ合っているような気がして、ひとりじゃないって言われてるような気がして。



慎「俺もごめん。俺、果歩ともっと踊りたいし、果歩の歌聴きたいから、これからも一緒に頑張ろう」


「うん、ありがとう、」



私には頼れるメンバーがいて、先輩がいる。
それだけで十分だし、これからもこのメンバーと一緒に居れば辛いことも乗り越えられる。


これからも頼って頼られて、甘えて甘えられて、辛いことは分け合って、嬉しいことも共有しあって、泣いて笑って。



そうやって喜怒哀楽しながら5年、10年とみんなで支え合っていくんだ。






裕太「ラブラブしてんな」

涼太「喧嘩しても2人の愛は健全ってわけか」

亜嵐「えぇ〜、勝ち目ないじゃん、」

玲於「は、やめてくれる？2人の邪魔すんの」

亜嵐「いや〜今回の映画の撮影で口説こうかな、と」

玲於「シバくよ？」

隼「うわ、玲於こっわ」

龍友「玲於のすずまこ愛半端ないからなぁ」

メンディー「俺も好きだよ？すずまこファンクラブ入ってるもん」

涼太「なに、そんなのあんの？」

玲於「いや、じゃがいもはカウントされないから」

メンディー「……俺の扱い」





結局あの後、HIROさん達の捜索のお陰で犯人は無事捕まってまた幸せな日々を送ることになりました。



メンバーとの絆を再確認したRAMPAGEのお話でした。(終わり方雑すぎ 笑笑)





.



あの、めんどくさいから夢者修行の前に「GENERATIONSさんの」とか入れてないんですけど、夢者修行がGENERATIONSのやつで、武者修行がRAMPAGEのやつです！

分かりにくくてごめんなさい。

28th Love→←26th Love

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す