検索窓
今日:8 hit、昨日:14 hit、合計:420,295 hit

14th Love ページ15

.
side...Kazuma





まこっちゃんがこうなった以上、もうメンバーが何を言ったって無理で止められるのは果歩しかいない。



陣さんの怒鳴り声で再び沈黙が訪れた。



もう誰もどうしようもなくて、黙ってるしかなかった時、ゆっくり楽屋のドアが開いた。





龍「…あ、、果歩、」



龍や昂秀が気まずそうに目を逸らす。



果歩も何か察したような表情を一瞬だけ見せて、直ぐに困ったように笑った。



「…なに〜?めちゃくちゃ静かじゃん笑 玲於さんと亜嵐さんもう帰っちゃったの?もうちょっと話したかったなぁ〜笑」



いつもはこういう静かな時に果歩が自ら話すことなんてないのに、今日は少しぎこちない笑顔でずっと口を動かしている。



全員が少しずつ違和感を感じ取っていると、俺の横に黙って座っていたまこっちゃんが急に立ち上がって、果歩に近づいていく。



陣「……まこっちゃん」



陣さんがまこっちゃんを呼び止めるもそれも虚しく、まこっちゃんは部屋の隅で荷物を漁っている果歩の腕を掴みあげた。





「………………なに」



腕を掴まれ、無理やり立たされた果歩も少し目付きを鋭くしてまこっちゃんを睨みあげる。



慎「何隠してんの」

「は?」



間髪も入れずに返事をする果歩を見て、俺たちも少したじろぐ。



慎「隠し事してるんでしょ?俺たちに」



果歩は少しだけ悲しそうな表情をして、メンバー全員を見た。

一人一人ゆっくりと。



そして、まこっちゃんに視線を戻して一言。



「…そうだね」


慎「なんで言わなかったの」


「特に言う必要もないかなと思って」


慎「嘘つけ、いつも言うじゃん」


「なに、だからこの楽屋こんなに静かなわけ?」


慎「だったら何」



「……何をそんなに心配してるの?芸能人なんだからアンチが来るなんて当たり前じゃない。何。私が女だから?傷つくと思ってんの?やめてよ。私、そんな緩い覚悟でこの仕事やってるわけじゃないんだけど」





.



特別に何かストーリー書くってわけじゃないけど北人くんお誕生日おめでとう!


いつか、掛け持ちできるような作者になれたらいいなって思ってるҨ(´-ω-`)

15th Love→←13th Love



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (182 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
958人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 長谷川慎 , GENERATIONS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

lulu.etoile(プロフ) - ゆあさん» ありがとうございます!もうすぐ第2弾に移行するのでそちらも是非読んでください! (2020年3月17日 21時) (レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)
lulu.etoile(プロフ) - すっごく嬉しいけど結ばれるのまだまだ先かもです!それまで読んでいただけたら嬉しいなって思います! (2020年3月17日 21時) (レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)
lulu.etoile(プロフ) - ゆみさん» 嬉しいです!頑張ります! (2020年3月17日 21時) (レス) id: 7fe182f52c (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - うわ、いい!! (2020年3月17日 2時) (レス) id: 0e803c254a (このIDを非表示/違反報告)
ef(プロフ) - もう早く結ばれてほしいです! (2020年3月16日 22時) (レス) id: 4813a6b67d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:lulu.etoile | 作成日時:2020年3月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。