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サ「俺が責任持って君を愛すよ。
それで、できる限り傷が残らないようにする。
……チョッパーが」
チョ「俺かよ！！」
鋭いツッコミを耳に挟みながら私は、
ああ、綺麗な顔だなぁなんて見惚れてしまう。
サ「…ん？」
『…よろしくね』
こういう時なんて返事するのが正しいんだろうか。
曖昧な私の返事にも
彼はとびきりの笑顔で私を抱きしめた。
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私を捕まえようとした人たちには
手を出すなと、バックには俺がいると、
そう伝えているからおそらく大丈夫とのことだった。
彼とは隣で一緒に人生を歩みたいけど、
私は海賊になりたいわけじゃなかった。
サ「…本当に降りるのかい、」
『えぇ。やりたいことをゆっくり見つけるわ』
悲しそうにうつむく彼の頬をするりと撫でて、
その頬にキスを落とす。
『…迎えにきてね』
サ「……もちろんだ」
彼は彼の夢を叶えるために、この先も進んでほしい。
愛してるよ、と言葉を紡ぎ、
それじゃあと分かれて数年後、
背中の傷が完全に癒えない私を彼はすぐに見つけて、
きつく抱きしめた。
『覚えててくれたんだ』
意地悪くそういうと、
サ「忘れる訳ないだろう」
とふわりとキスをした。
fin.
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作者名：ma | 作成日時：2022年9月20日 19時
