最後はすべてを愛し合おう。 (ページ25)

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『……さっきみたいな感じ？』

ロ「分かりやすすぎるわね」

頬杖をつきながらロビンさんはまた私に笑いかける。

サンジさんが厨房に戻った後、ひっそりと話し始めた。

『でも、2人の方がウキウキしてたけど…？』

ナ「本命にはどう接していいかわからないんじゃない？」

ちゅーとストローを吸いながらナミさんはそう返事する。

『……本命…？』

でも、2人とある方が楽しそうだし…、

と言うとまた、だから本命には無理なんじゃない？

なんて2人から言われてしまった。

『こんな短期間で…？』

ナ「恋愛に早いも遅いもないでしょう？」

なんて大人な考えなんだろうと私は感心する。

当の私は、恋愛なんてしたことないし、

サンジさんのあの行動が、

私への好意だなんてわからなかったし、

それにそれに、私の彼への気持ちがわからない。

『……もう少し考えていい？』

ナ「…何を考えるのよ」

巡らせて出た答えを彼女は一刀両断して呆れていた。