最後はすべてを愛し合おう。 (ページ17)

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お水を飲み干し、夜風にあたること数十分。

こんなに満点の星空を眺めたのも初めてで、

タオルケットをかけても私の体は冷え切っていた。

さすがに寒くなったから、自分の部屋へと戻る。

ベッドに入り、また目をつぶると私はすぐに眠りについた。

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なにやら騒がしい声で目が覚める。

ル「いいじゃん！！起こしに行くだけだろ？」

ナ「あんたが入ると余計あの子がこじらしちゃうでしょ！！

外で待ってなさい！！！」

扉の向こうからそんな声が聞こえて、

まだ眠たい目を擦りながら扉を開けた。

ル「おお！！A！おはよう！！！」

『…うるさい、麦わら帽子』

なんてぶっきらぼうに返事するけど、

彼はシシっと笑って私を見つめた。