G.O.A.T (ページ9)

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という悲しい体験をし、
俺は逃げるように作業室へ

3RACHAの作業室とは別にある俺だけの作業室

俺はもっぱら他アーティストへの楽曲提供がメイン
スキズの曲は3RACHAがメイン

あ、でも、
日本語曲はヒョン達が作ったのを
相談しながら日本語訳してくのは俺の仕事
役に立てることがあってよかったよ

BC「お、やっぱりここにいた」
『ん？ヒョン、何かあった？』

BC「いや、宿舎帰ったらいなかったから…」
『あ、ごめんね、心配かけた？』

BC「んー、Aはちゃんとできてるからそこまで心配はしてないかな、
でも、いなくなったら不安になるから俺が勝手に探しただけ」

俺ってちゃんとできてた？
そこはよく分からないけど、
ヒョンに心配かけたっぽいのは分かったから

『次からちゃんと伝えてから消えるね』
BC「ん、あと、携帯もちゃんと携帯してね」

目の前に置かれたのはどこをどう見ても俺の携帯電話
あれ？
ポケットを触ってみても何も無い…

『携帯忘れてた？』
BC「Aの部屋の机の上に携帯と財布セットで置いてあった」

お？財布も置いてきてたらしい…
やばくね？それ
あれ？でもヒョン、財布は持ってきてくれなかったんだね？
まあいいけど

BC「しっかりしてそうに見えて意外と抜けてるよねㅋㅋ」
…まあ、ヒョンに言われたら仕方ない
それに今目の前の現実があるから余計にね

BC「まあ、そこが可愛いよ」
『…甘い…』
BC「え？」
『いや、なんでも無い』