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次に目が覚めた時は自分のベッド

あれ…俺、どうしたんだっけ?
ああ、朝仕事だなって起きて、チャニヒョンと話した後…
目の前が真っ暗で…あれは気を失ったんだ…

やばい、仕事、どうなったんだろ…
また、これだから日本人は…ってならないか?
いや、俺が言われるのはいい
俺がいることによって
Straykidsに悪い噂が立つことは避けたい…

だからと言って脱退なんて…
こっちに来る時あんなに頑張って親を説得したんだ
そう簡単には戻れない

どうしたらいい…
どうするのが正解なんだ?
そう思うのに全然答えが見つからなくて目の前がぼやける

HJ「A…泣いてるの?!どこか辛い!?」
この声は…ヒョンジナ?
部屋のドアを開けて入ってきたわけじゃないだろうから…
始めから居た?
SM「A!?目が覚めた!?」
…スンミニもいた…

とにかく涙をふいて目の前を確認すれば
心配そうに俺の顔を覗き込むヒョンジニとスンミナ
…迷惑かけたよな…ごめん、
そう思ったらまた涙が流れてきた

いつもこんな涙脆くないのに、今日はなんなんだ?
変だな、俺

SM「ヒョンジニ、
チャニヒョンにAの目が覚めたこと教えて…
チャニヒョンだけを連れてきて」

HJ「…ん、」

普段パボラチャ隊長とか言わてるけど
ちゃんとできる子なんだよ、ヒョンジニは
そして、スンミニだって、おかしい時もあるけど
根は真面目なやつなんだよ

SM「A、最近の自分の口癖知ってる?」
『…口癖?』

いつになく真剣な表情のスンミニに俺は素直に話を聞く
SM「最近A、何言っても“大丈夫”って返すの
まるで自分に言い聞かせてるみたい」

…バレてたらしい

SM「本当に大丈夫なの?って、ずっと思ってたけど、
Aが大丈夫って言うから何も言えなかった…」

普段飄々としてる奴なのに、
こんな風に心配させてたなんて…
申し訳ない気持ちしか生まれない

『俺が…言わせなくしてた…ごめん』

俺が大丈夫って言えばみんなは何も言わない
それもあるし、自分にも言い聞かせるため
だからずっと“大丈夫”って言ってたのもあるし…

SM「全部言わなきゃ許さないから」

そう言うスンミンの瞳は潤んでて
俺、何してんだろ
自分が耐えれば周りは傷つかないとでも思ってたのかな?

いや、周りのことなんて考える余裕がなかったんだな

HJ「チャニヒョン呼んできた…」
BC「A、目が覚めたって?!」

チャニヒョンも、酷い顔してるね
少し疲れてるみたいな顔…
それって俺のせい?

。→←。



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作者名:まこと | 作成日時:2023年4月28日 1時

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