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程々に作業をして
俺は自分の作業室を出る

一応グループに“今から帰る”って連絡はするけど
既読になった数字はいつも何人か足りない

まぁ、いいけど

帰って寝たらまた明日俺の事誰かに聞こうかな?
今度は俺ってどんな人?にしよう
まぁ、今日聞いただけでも何となく想像してもらえるかもだけど


HJ「あ、A帰ってきた」
『…ただいま、』

そりゃまぁな
さっき帰るって送ったしね、帰るでしょ

HJ「ねぇ、今日自分のいい所聞いて回ってたって?」
『…あ?誰に聞いた?』

あながち間違いじゃないけど、ここでも言われるんだ?
HJ「チャンビニヒョン」
…ヒョンには俺の事どう思うか聞いただけだったけど、
その後ジムでも会ったから知ってるか

HJ「何かあったの?」
『え?別に何も無いけど?』
HJ「それならいいけど」

誕生日が近いからか、よく俺にくっついてくるヒョンジナ
お前は愛に溢れてるから色んなカップル名あるけど
俺的にはヒョンリクス推してるからそっち行けし←


HJ「Aはダンスの線が綺麗だし、
パワフルな動きもできるし、踊りながらの歌も上手い
それに曲だって作れるし、編曲も…」

『おい、いきなりどうした?』

HJ「え?聞きたかったんじゃないの?」
『あ、いや、え?』
HJ「Aのいい所」

いや、それはまぁ、
自己紹介代わりに聞きたいとは思ってたけど
なんか状況変わったじゃん?←

そんなふうに言われたら
俺がなんか思い詰めてるからいいとこ聞きたい
それでモチベあげようとしてる奴みたいじゃない?

『マジで、何も無いからな?ただ聞いただけだからな?』
HJ「……本当に?」
『マジで』
HJ「神に誓える?」
『俺の実家、寺関係だから仏に誓うわ←』

それを聞いたら
んー、なんて間抜けな声出し始めて

HJ「何だ、何も無いならいいや。
たまにA何でも溜めていきなり闇落ちするから
少し心配になったわ」

『今回は大丈夫、ありがとう。』

普段おバカのくせに優しいヤツめ…

HJ「安心したらお腹すいた、お菓子食べる?」
『…こんな時間に食うなよ…』

やっぱりおバカだ…

。→←。



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作者名:まこと | 作成日時:2023年4月28日 1時

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