2話 ページ3
「ーーっ!!」
勢いよく起き上がる。不思議とデジャヴを感じて、思考を巡らせる。ああ、そういえばここは私の寝室で、夜中も同じ事があったのかと思い出した。
「もう、なんなの……」
昨日も、一昨日も、そのまた前もだった。
嫌な夢を見るんだ。
でも、こんなにも鮮明に手の感触と赤色が残っているのは、今日が初めて。
何か、悪い兆しだろうか。
でも、なんの?
そこまで考えて、首を横に振った。たかが夢だ、きっと大丈夫、と。
そんなことより……。
「もう7時過ぎてる!? ヤバ、遅刻するー!!」
ドタバタと騒がしい足音を立てながら、私は朝食を求めて部屋を出た。
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雨神朔夜(プロフ) - 蝶々娘さん» コメントありがとうございます…!文章は、今回ホラーと言うことで普段よりホラーらしい描写を…と、試行錯誤しながらの制作だったので、そう仰って頂けると修行中ではあるのですが作者冥利に尽きます!本当にありがとうございます(レス遅れて申し訳ありません) (2015年1月3日 16時) (レス) id: 6bac632556 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々娘(プロフ) - ゾクゾクして、不思議で面白かったです!!台本書きのやつよりずっと面白いし、文章力がすごい!久しぶりにこんないい話に出会いました!ありがとうございました! (2014年11月25日 16時) (携帯から) (レス) id: 44ad2f88ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨神朔夜 | 作者ホームページ:http://mypage.syosetu.com/394178/
作成日時:2014年11月9日 13時