天賦の声を持つ少女は・・・【幕末Rock】

6話　歌 ページ8

＝雷舞当日(Aside)＝
桂｢いよいよ当日ですね」
坂｢なんか緊張してきたぜよ」
主｢みんなならきっと大丈夫だよ！」
坂｢そうか？」
主｢うん！」
桂｢では、行くとしましょうか」
主｢いってらっしゃい(微笑」
僕はみんなを笑顔で見送ったあと、こっそり二条城に向かった。だって、みんなが心配なんだもん。いくら片魂を持っているとしても、あの人の前だと、どうなるかわからないから・・・
＝二条城＝
僕は今、塀の上に居ます。みんなは・・・あそこか！
？｢皆様。初めまして、わたくし月読と申します」
嘘・・・なんで・・・あの人が・・・
いつの間にか、僕の体は拒絶反応を起こしていた
月｢皆様を、音楽のヘブンへ導いて差し上げましょう！！」
月読様の歌が始まった。みんな泰平化されていく・・・はっ！みんなは！？
高｢なんだこれは・・・頭が・・・！」
みんなが苦しんでる・・・！どうしよう！
月｢フフフッ見つけたわ。幕府にあだなす愚かなの皆様。さぁ！捕らえなさい！！」
どうしよう！泰平化された人達が坂本たちに向かってく！助けなきゃ！でも、どうやって？
土｢くそっ！離せ！！」
僕にできること・・・
沖｢体が・・・言うことを聞かない！」
僕にできること、みんなを助けるには・・・これしかない！！
主｢〜♪〜♪」
坂｢この声は・・・ミラちん！」
桂｢はっ、龍馬くん見てください！泰平化された人々が」
坂｢顔色が良くなってきとる」
高｢それに、体が軽い」
沖｢これが、Aの歌」
主｢みんな！今のうちに！」
坂｢おう！みんな逃げるぜよ！」
全｢おう！」
そうして、僕らは二条城を後にした
月｢カナリヤ・・・ついに見つけたわ(ニヤッ」

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