よん。 ページ7
ふう。
ハムサンドを食べ終え、ホットミルクで一息つく。
どうせならデザートでも頼もうかと思ったが、胃が小さい私にはもう既におなかがいっぱいだ。
まだ安室さんを見ていたいがこれ以上怪しまれるのもやばいのでとりあえず帰ることにするか。
『ごちそうさまです』
「ありがとうございました〜!」
「ありがとうございました」
『蘭ちゃんと園子ちゃんまたね〜!
コナンくんもね』
バイバイ、と手を振ると笑顔で振り返してくれる。
この場にいた二人の[探偵]は、彼女から放たれる微かな違和感を覚えた。
何か、形容し難い"何か"
を───────
『ただいま〜〜』
と、誰もいない我が家兼仕事場に呟く。
「おかえりなさい」
当然声が帰ってくるわけでもなく。
…え?
ドタバタと玄関からメインルームへ行くと
薄暗い部屋のソファに誰かが座っていた。
とりあえず危機感のない私…否 俺は電気をパチッとつけてみる。
浮かび上がったのは、オーキッド色の髪と眼鏡。
一瞬、誰だかわからなかったがその人物は細い目をゆっくりと開いてこちらを見る。
「おかえり…A」
首についている変声機をピッと押せば、たちまち聞きなれた低く落ち着きのある声に変わる。
───────
284人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫好き - ちゃーいるさん» コメ返しありがとうございます。これからも頑張って下さい!!(^○^) (2019年5月3日 10時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃーいる(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます(^O^) (2019年3月6日 17時) (レス) id: 9d46b47ea3 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 最高 神 天才!! でも見て恥ずかしくて顔真っ赤になりましたww (2018年12月16日 18時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - アアアアアアアアアアアアアア(悶\(^^)/ (2018年11月20日 1時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃーいる(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます!ダラダラ更新ですがよろしくお願いします! (2018年6月14日 22時) (レス) id: 9d46b47ea3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藤咲 | 作成日時:2018年5月24日 1時