マコがへんなのといっしょにいるの ページ6
「ランちゃん、お菓子パーティーしよう」
「お菓子〜!!ランちゃんいっぱい食べたい!!」
「ゼラはマコっちゃんを食べ……グォフッ!!」
「むしパンはマコの手作りだからね」
「チーズ風味〜!!」
相沢ラン、ランちゃんのおなまえ。マコはランちゃんのお姉ちゃんだよ。マコはランちゃんと同じ深いむらさき色のかみのけにきいろい目、肩くらいまでの外にはねたかみがた。ランちゃんは腰までの柔らかいかみのけを一本に結んでる。
「ゼラの分のお菓子は〜?」
「マコ、そこのへんなのってなに?」
「へんなのはへんだから気にしないでね」
「あん、マコっちゃんったら冷たァい」
へんなのは1ヶ月くらい前にマコが事故にあったときからついてきてる。ランちゃんはいいこだからへんなのがへんなこと言っててもムシするの。
「ランちゃん、チョコレットもあるよ」
「チョコレットってチョコなのにラムネみたいだよね」
「ヨーグルスティックもおいしいよね」
「あん、ゼラにも食べさせてぇ〜」
「もちっぷすはどう?」
マコはへんなのをジト目で見てからランちゃんにお菓子を出してくれた。へんなのはマコにかまってほしいみたい。
「やだぁ〜、マコっちゃんたらダ・イ・タ・ンっ」
「ランちゃん、へんなのがうるさくてごめんね」
「マコにこれあげる」
ランちゃんはマコにとうもろこしクッキーをあげた。マコはうれしそうにそれを食べる。
「また今度お菓子パーティーしようね」
「うん!!ランちゃん楽しかった!!」
「ゼラはヒマだっ……グォフッ!!」
マコはへんなのにチョップをして静かしさせた。なんでマコにへんなのがまとわりつくようになったんだろう。前からマコはそういうのに好かれやすかったらしいけどね。
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作者名:F-reaSAN(ふれあサン) | 作成日時:2019年10月22日 23時