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妄想8 ページ10

次の日。







朝練で体育館でドリンクの準備をする。







...といっても、後は運ぶだけなんだけど。





まだ春とはいえ動いてたら暑いから、ドリンクの冷たさが心地いい。




いや、別にドリンクで暑さ和らげてるわけじゃないからね!?


そんなことしたらぬるくなっちゃうし!



運ぶ時にたまたま手が当たるだけだから!!








そんな事を考えてる間に体育館に着いた。




まぁそんな遠くないんだけど。







『ドリンク出来ました!』







ちょうど休憩に入りはじめた部員たちに告げる。



するとすぐに人が集まり始めた。





ハイハイ、そんな慌てなくても人数分ありますよ〜。






一番はじめに来たのは及川さんだった。






...ちゃっかりしてんなオイ。




いや別にいいんだけどさ。







『及川さんお疲れ様です。』







もうこれ以上被害を拡散する訳にはいかないからね。




とびっきりの笑顔で言ってやったよ。







及川「ありがと〜!
Aちゃんもお疲れー!」






及川さんはそう言ってニコッと笑った。






よし、この人にはバレてないな。





『いえ、そんな...
ありがとうございます。』






約束通りあの二人は誰にも言ってないみたい。


もしかしたら他の人に言ってるかもしれないけど、とりあえず及川さんにバレてなければ一先ず安心だ。









松川「Aちゃーん。」




花巻「俺らにもドリンクちょーだーい。」








そんなことを考えていたら、例の二人が来た。

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作者名:軒下 | 作成日時:2017年8月28日 15時

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