【青葉城西】妄想癖 (ページ7)

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妄想5 ページ7

『あの.....どうか、この事は内密に.....』

花巻「だってさ、どうする松ー？」

松川「えー、どうしよっかなぁ。」

ニヤニヤしながら花巻さんと松川さんが言う。

私？
二人の前で正座してる。

『お願いです！！！ほんと！！！一生のお願い！！！！』

もう乙女ゲームまでばれてしまった以上、大人しいふりはやめる。

花巻「じゃあ俺らの言うこと何でも聞いて？」

『何言ってんですか私は乙女ゲームマスターですよ！？
それではい聞きますなんて言ったら後であんな事やこんな事されるのわかってます！！
よくあるシチュエーションですから！！！』

花巻「中々手強いな....」

松川「何言ってんだ花。
こういう時はな.....

....な、Aちゃん。
あんな事やこんな事って、なにを想像したの？」

花巻「お前すごいな。」

『も、もしかして、松川さんも乙女ゲームを...？』

松川「悪いけどお前と一緒にしないでもらえる？

そんな趣味はない。」

ガチトーンで言われる。

こわっ！！

....けど、これは使える。

『だからいつも花巻さんといるんですか？
花巻さんは純粋にあなたを仲間だと思ってるけど、松川さんは実は花巻さんに想いを寄せていて....』

松川「それ以上言うんだったら問答無用でバラすよ？」

『すみませんでした。』

松川「よろしい。」

花巻「えっ、何の話？」

わかってない花巻さんはほっといて...

『とにかく、頼みます！！

どうか！！どうか内密に！！！！』

花巻「とりあえず帰らね？
腹減ったし。」

松川「そうだな。」

『呑気！！！！！！！』

こっちはそれどころじゃないというのに！！！