【青葉城西】妄想癖 (ページ14)

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妄想12 ページ14

『はい。

あ、ここを出た瞬間から私は優しくおとなしい気のきく王道ヒロイン系マネージャーなので。

絶対笑わないでくださいね？

いままで通りでお願いします。』

二人に深く念を押しておく。

松川「肩書きなっげえな...

なに、おとなしい気のきく王道ヒロイン系マネージャー？」

『最初の"優しく"が抜けてます！！

しっかりしてください！！！』

松川「えっ、覚えないといけないの！？」

別にそういう訳じゃないけど。

言うなら完璧に言ってほしい。←

花巻「まあバラさないって約束したしな。

気ィつけるよ。」

花巻さん...！！

なんていい人なんだあなたは...!!

竜二先輩(ゲームのキャラの名前)に似てるし...！！(※2話参照)

『花巻さん...！！

私はあなたみたいな人が好きです見倣ってください松川さん！！！！』

あと及川さん。

松川「そんなこと言ってていいのかなぁ？

俺は別にお前とバラさないって約束してないけど？」

『大丈夫ですぅ～花巻さんに口止めお願いしましたからぁ～！！』

松川「うわ腹立つ...
ほんといい性格してるなお前...」

褒め言葉です～！！！！

そして自分でもわかってるからヒロインに成りきってるんです～！！！

花巻「はいはい、ドア開けるよ～。」

ひとり呑気な花巻さんはそう言いながら扉を開けた。

.

『...................！！』

扉を開けた瞬間、全員が硬直した。

.

.

.

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??「あ、名字先輩。

ちょっと指やっちゃったんでテーピングお願いできますか？」

国見くんが扉の前にいたのだ。