何で吸血鬼とその主人に愛されることになったのか教えてほしい。

箱根駅伝に出れるかもしれん。 ページ14

…唐突だけどここで問題。←

「骨董屋に着く」→「急に身体の動きが封じ込められる。」
→「クソ痛い」

さて、原因はなんでしょーか！↓


１.モブネズミが急に抱きしめてきたから。←

２.クズネズミが急に抱きしめてきたから。←

３.バカネズミが急に抱きしめてきたから。←



ロ「ちょ、選択肢酷くないっすか！？」

主「うっせぇ、あぶんぞ？」

ロ「とかいって片手にライター持つのやめてくれないっすかね！？」

主「なんだ、ばれちゃった？」←

ロ「どんどん扱いがひどくなってきている気が…。」



リ「おいクズネズミ。俺のAから離れろ。」

リヒトはそういうと私とロウレスを引きはがして
私の腕を引っ張り強めに抱きしめてきた。

…こいつ、女子みたいなニオイしやがる。←
(※Aちゃんは変態ではございません。)

主「…。あ、そーだ。ヨハネス、御国さんは？」

ヨ「いないよぉ。七海さんが帰ってくるって空港行ったよぉ。」

主「は！？お姉ちゃんが！？」

七海。大学2年生の姉だ。短期留学でフランスに行っていた。
しっかりしていて優しくも美しい姉はいつもモテていた。

妹として迎えに行かなければ。

主「ヨハネス！何ていう空港！？あと、聖水１０本！」

ヨ「ちょっと待っててねぇ〜。」

主「急いで！」

ヨ「はい、まず聖水。ん〜とぉ…。

○○空港、だってぇ〜。１２：３０の便だってぇ。」

聖水をバックの中に入れる。

主「ありがと！…リヒト、離して？」

リ「…あと少し。」

主「ダメ。リヒトの少しは長いんだから。

これ、あげる！ロウレスにぶっかけていいから！」

そういって一本聖水を渡す。

ロ「聖水！？」

リ「…分かった。」

リヒトはしぶしぶ離してくれた。

主「それじゃ！ヨハネス、お礼に今度なんか差し入れ持ってきてあげる！」

ヨ「ありがと〜。」

のんきに手を振ったヨハネスを見てすぐに○○空港に走り出した。

こんな真夏に２ｋｍ離れた空港に走ったのは想う程憂鬱だった。
だが、もたもたしてられない。

今は１２：１５。
もともと運動部でも１年で衰えた体力にはあまり自信がない。
だが、どうもこうもしていられない。
聖水が入ったバックは少し重かった。

走るたびにビンのこすれあう音が聞こえる。

私は本気以上の全力の走りをするかのように
足を広げ距離を縮めていった。

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