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午前中は部活があり、11時までは学校にいた。



堂本「大会か

それで大荷物なんだな」



貴女「はい

あの中に袴が入ってて」



部活が終わり、片付けながら話していると先生はすこしだけ笑っていた。



堂本「明日、頑張ってこいよ」



貴女「はい」



そのまま走って駅へ向かい新幹線に乗った。



そして爆睡。



滋賀にたどり着き、いつも通り近江神宮へ向かった。



滋賀に入る時は近江神宮に必ず行き、天智天皇に挨拶をする。



貴女「(今回も、勝たせてください、天智天皇様)」



そう心の中で思いながらホテルへ入り、袴をかけた。



薄紫色をした綺麗な袴。



先生も今日の夜には着くそうだ。

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作者名:さくら | 作成日時:2023年3月11日 9時

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