バスケ馬鹿とかるたバカ【沢北栄治】 (ページ43)

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まだ人の残る浦安の間。

表彰が終わり片付け始めていた。

両親はもう既に外に出ていていなかった。楓は新幹線の時間があると言って帰った。

沢北「意味、調べたよ

Aちゃん、本気？本当なの？」

貴女「うん」

嬉しさのあまり抱きしめた。

沢北「一生大事にする」

貴女「うん、、、アメリカに帰られたら寂しくなるね」

沢北「高校卒業するまではこっちにいるから」

貴女「そうなんだ

大学からアメリカ？」

沢北「うん」

貴女「あんまり時間無い」

沢北「あっという間だからね、A」

名前を呼ばれ先輩の方を見ると唇に触れた。

「クイーン！？」

貴女「先輩、好き」

沢北「俺も好きだよ、Aちゃん」

競技かるたを報道するテレビの方に声をかけられた。

「あの、篠宮クイーン」

貴女「え、はい！」

「インタビューよろしいですか？」

貴女「はい」

「ありがとうございます、それでは＿＿＿＿＿＿」