バスケ馬鹿とかるたバカ【沢北栄治】

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ウインターカップが終わるともうすぐそこまでクイーン戦が近づいていた。



貴女「....」



美紀男「クイーンってどんくらい強いの」



貴女「前、私の試合見たでしょ？

あれが全盛期の私だとしたら全盛期のクイーンはあの数倍早くて

数倍正確に取るって感じかな」



ひぇっという声が上がり、そんなのと戦うのかよっていう声すらあった。



美紀男「勝てるの？」



貴女「クイーンと前に戦った時、感じの良さはそこまでだった。

私には無い技術がある

クイーンに無くて私には無いものが一つだけある。

私ほど感じないこと、クイーンの聴力はもう衰えてきてるの」



樋渡クイーンは今32歳。



16歳の私に比べて聴力が落ちてるのは当たり前。



だから耳に関しては私が有利。

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