先輩、恋して【三井寿】

36 ページ36

翌日の試合は沢北先輩と当たる。



沢北「勝ったら金澤をくれ」



三井「はぁ？やらねぇよアホか」



彼女はまだ来ていない。



第１クォーター、第２クォーターは若干押され気味だった。



スマホで見ながら会場に向かう。



しかし点差はそこまでではない。



会場にたどり着いたのは第４クォーターの残り２分のところだった。



だいぶスタミナを消耗していたようだった。



貴女「寿！行け！頑張れ！！」



スリーポイントを放つ。



綺麗な弧を描いてリングへ吸い込まれた。



三井「！」



それから調子が上がり、残り少ない時間で逆転しその日の試合を終えた。



試合が終わるとすぐに私の元へ来た。



三井「A！」



貴女「来るのが遅くなってごめんね」



三井「来てくれてありがとう

やっぱりAがいると調子よくなる」



貴女「じゃあ毎回ちゃんと見にこないと」



三井「A

絶対幸せにする、だから、、、結婚してくれ」



貴女「！

よろしく、お願いします」



たくさんの人がいる。



まだMVPの選手がインタビューを受けてる。



そんな中で先輩と私は



口付けた。



歓声が響き渡る。



三井「愛してる」

37→←35

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す