21 ページ21
指定された駅まで行くと先輩がもう既に外で立っていた。
貴女「三井先輩っ!!」
階段から飛び抱きついた。
三井「久しぶり、A」
抱き締め返した。
貴女「大学、どうでした?」
三井「どこもすげぇよ
興味のある学部はまだ決まってねぇけどさ」
貴女「そっか、先輩」
三井「んじゃ、行くか」
貴女「はい」
手を繋ぎ歩き出した。
近くのショッピングモールで映画を見て、買い物をして沢山遊ぶと気がつけばもう3時を過ぎていた。
三井「そろそろ新幹線の時間だわ
もう帰んねぇと、また今度、絶対会おうな」
貴女「はい!」
駅まで歩くと先輩は手を離した。
三井「じゃ、またな」
貴女「待って」
抱きしめると先輩も抱き締め返した。
三井「超寂しい、このまま神奈川に連れて帰りたくなるくらい」
貴女「ダメですよ、先輩
そんなこと言われたらついて行きたくなる」
三井「A、すっげぇ可愛いし、他の男に取られないか不安になる
まぁ、俺しか見てねぇのは分かってるけど」
貴女「私が先輩から気持ちが離れることはありませんよ、絶対に
何年好きだったと思ってるんですか」
三井「はは、そうだな」
そういうと唇に口付けた。
貴女「先輩、、、またね」
三井「あぁ、またな」
先輩の手を離すとホームに向かう後ろ姿を見送った。
貴女「またね、また、会おうね」
先輩の手の感覚が残る手をもう片手で握り、自宅まで帰った。
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kana_sora(プロフ) - 突然の書き込み、失礼します。ミッチーが大好きなので、イッキ読みさせてもらいました。ハッピーエンドで良かったです(^^)お忙しいと思いますが、無理せずまたミッチー落ちの新作が読めるの楽しみにしています。 (2023年2月27日 12時) (レス) @page38 id: 56a0132864 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2023年2月27日 11時