クソ可愛い妹は女優

妹 ページ2

その日の仕事を終えると兄さんを待つべくえきへむかった。


現在時刻22時、時間帯的には遅い。



ただ、駅にはまだたくさんの人がいた。



貴女「(兄さんまだかな、時間あるしあんスタのイベント回るか)」



女優というお仕事はしているがオタクだ



ぶっちゃけた話するとアニメやゲームは大好きだ。



推しはいっぱいいる。



友達は作らない。世の中オタクに寛容じゃないから。気持ち悪がられるのを分かってるから隠している。



私が朔間零とおデートをしていた時、事件が起きた。



男「おねーさん、今暇？俺と一緒にデートしない？」



貴女「(またスタライ参戦したいなぁ、当てたい、頑張りたい)」



男「おネーさん！」



貴女「！

あの、何か？」



男「暇そうにしてるから声掛けちゃった」



貴女「(またか

兄さん早く来てくれないかな

っていうかこう見えて暇じゃないんですけど！？！？

朔間零とおデート中なんですけど？？)」



男「これから飲みどう？っていうかお酒飲める？」



貴女「....(あ、待って、来た、嘘でしょ！？え、星5！？誰？アンデ？アンデなの？きゃああああああ)」



男「おネーサン！」



梅原「何してんの？」



貴女「あ、兄さん」



梅原「帰るよ」



男「誰だよ」



梅原「A、兄さんと一緒に帰るかこいつと一緒に出かけるかどっちがいい？」



貴女「兄さんアイス買って」



梅原「はいはい

っていうか昨日のケーキまだ残ってるよ」



貴女「あれ兄さんの分」



梅原「食べていいよ」



貴女「やったー！！」



梅原「(うちの妹に近づくんじゃねーよ)」



睨まれてしまいナンパは消えた。

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