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10月から────ちょうど月曜スタートで────忠義は本社勤務に戻る。
だから、元々観光兼ねて、引越し手伝いをしに遊びに行くことになっていたこの3連休。
春の予定と大幅に違うのは、
隣にす ばるくんがいること。
着いてから────彼がこちらの上司に奢ってもらったという────某有名ドレッシングメーカーのパスタ屋さんに行き、お昼を済ませた。
サラダバーもドレッシングもおいしかった。
す ばるくんと福岡を訪れている。
自分でも、こんな未来は予測していなかった。
「1人で行くん？」
「うん。ちゃんと話してくる」
忠義が住んでいるマンスリーマンションに向かう途中。
心配して、一緒に来てくれた。
「適当に時間潰しとるから、
なんかあったら連絡せえよ」
「ありがとう」
「ちゃんと終わりにしてくるから、待ってて」
「おん」
そんな言葉を交わしながら、一緒にバスを降りて、マンションの場所を確認すると、
そのままお店がたくさんありそうな方向に歩いていった。
彼の後ろ姿を見送って、深呼吸をした。
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インターホンを鳴らす。
「開いとるよ」
画面越しに確認したらしい忠義の声。
中に入ると、そこそこにものが増えていて。
とりあえず、ダイニングの椅子に座らされた。
部屋を一瞥すると、
家具や家電付きのところだから、
彼の荷物だけをまとめればいい。
その作業を少しずつ進めていたらしくて、
春ものの衣類や本や雑誌がまとめられていた。
「計画的だね」
「そりゃそやろ。
Aが来るんやから、せっかくなら遊びに連れて行きたいわ」
冷蔵庫からペットボトルのお茶を出して、
こちらに笑顔を向ける。
「そっか。ちゃんと考えてくれてたんだ…」
「それにしても、荷物そんだけ？
コインロッカーにでも置いてきたん？」
お財布や携帯、ポーチくらいしか入ってないバッグの大きさに気づいたらしい。
「後で取りに行かな」
お茶を運んできて、目の前に座る忠義。
「いいよ、行かなくて。
コインロッカーじゃなくて、
今夜泊まるとこに預けてきたの」
「ここ泊まらんの？荷物だらけやって想像してたん？」
「違うの。泊まらないし、
遊びに連れ出してくれなくてもいいの」
目の前の忠義が困惑しているのがわかった。
もう少し、引越しの手伝いでもしてから、と思っていて。
こんなに早くこの言葉を切り出すとは思っていなかったけれど。
「別れよう」
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まこ(プロフ) - sangozygoさん» 大倉担のさんごさんに喜んで頂けているなら、本望です！手探りのクズ倉くんですが、今後もよろしくお願いいたしますw (2019年1月19日 18時) (
レス) id: 665cb48fe5 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - わわわーーーーん！！クズ倉くん最高過ぎてたまりません！！！通知来る度に飛んで来て読んでます！！ (2019年1月19日 15時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - randyeeeeeeeさん» 昨日、下書きの保存を間違ってかなりの時間に1話飛ばしたのを読んで頂いてしまったようだったので、そこ周辺まで一気に更新したんです(^_^; クソ倉くん、かなりクズですが、喜んでいただけてるならばこのまま突き進みますwコメント嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年1月19日 10時) (レス) id: 665cb48fe5 (このIDを非表示/違反報告)
randyeeeeeee(プロフ) - 返信いただき嬉しいですー！毎朝の日課になっていて、今日は1話じゃなかったのでご褒美もらった気分ですw！クソ倉くん…しっかりと反省したまえ（笑）と思いながらも乗り越えてー！と応援しちゃっていますw楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2019年1月19日 8時) (レス) id: a02fcd29a4 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - neko58910さん» ありがとうございます！考え出すと更新が止まりますw嬉しいコメントを頂いて、励みになります。間が空くかもしれないですが、これからも更新していきますので、よろしくお願いします。 (2019年1月19日 0時) (レス) id: 665cb48fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ | 作成日時：2018年11月5日 18時
