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慎「…A？」
まこっちゃんが帰ってきたことも知らず
ずっと寝ていたわたし
昔からそう
嫌なことあったら勝手に怒って寝ちゃう
・
「んん」
パッと目を覚まし、ふと横を見ると
私を包み込んで寝ているまこっちゃん
安心する
まこっちゃんが起きないようにと思ったけど
じーっと顔を見てしまう
長い睫毛
綺麗な筋の通った鼻
かっこいい眉毛
可愛い口
こんな綺麗な顔をこんな至近距離で見ている私
やばいなー
しばらく見つめていたらパチって目を覚ましたまこっちゃん
ほんとに漫画みたいにパチって目を開けたからびっくりしちゃった
慎「…A、嫌なことでもあったの？」
「っ、まこっちゃん…」
慎「どうしたの…練習も来なくて心配した」
「まこっちゃん、ぎゅうして」
私には難しいです
好き、とか大好き、とか
恋がわかりません
だから悩んでしまうのです
優しく、強く、そんな表現が合うように
ぎゅぅぅっと抱きしめてくれるまこっちゃん
まこっちゃんの優しい匂いとまこっちゃんのしっかりした身体が
わたしが今悩んでいることを吸収してくれるみたいで
ちょっと泣いてしまった
慎「落ち着いた？」
「うん、ごめんね、ありがとう」
慎「目、冷やしに行こう」
「んん、、」
ちょっとぐずったわたしをスッと抱き上げて
リビングまでいくまこっちゃん
昔からいつでもわたしを助けてくれる
・
母「あっ、Aちゃん…大丈夫？体調悪いとかかなと思って、一応暖かいおうどん作ったけど…」
「まこまま、、ありがとう(;_;)」
慎「タオル水につけたから、これ目に置いときな？うどん温めるね」
「ありがとうっ」
まこっちゃんの家族は暖かい
もう随分あってない気がしちゃう、私のママとパパ
別に愛をくれなかったわけじゃないけれど
いつもいつも、お仕事で忙しそうで
少し、寂しかったなぁ
ちょっとして、まこっちゃんがおうどん運んでくれて
いただきますって手を合わせたら
まこママがニコニコ、どうぞって
美味しいなあ
身体に染みる
慎「食欲はあるね」
「うん」
慎「明日、学校いけそ？」
「うん」
慎「今日は早く寝よっか」
また抱っこして二階のお部屋まで連れてってくれる
・
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日向さな(プロフ) - このお話最高すぎます！続きが楽しみです！ (2020年11月25日 13時) (
レス) id: f85ac14a0e (このIDを非表示/違反報告)
サトウプリン(プロフ) - ほくぶーさん» ドキドキしてくれてありがとうございますっ(^^) ほくちゃん投下がんばりますっ！笑 (2020年8月1日 11時) (レス) id: 43e7598863 (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - めちゃめちゃドキドキします！w北人くんとの絡みも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年7月31日 13時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月23日 12時
