75 ページ25
☆
文化祭も後半
夕日と共に沢山のイベントが行われてた校舎と体育館と運動場
色んなコスプレなどをした生徒で溢れかえる運動場で
色んなものを持って写真大会みたいになってる。
人混みがやっぱり慣れないAは僕の浴衣の袖をつかんで
ちょこちょこと歩く。
「まこっちゃん、文化祭たのしいね」
慎「ね。よかったよ楽しんでるみたいで」
「まこっちゃんと一緒だから楽しいのかな」
慎「えっ…！？」
「いつもまこっちゃんが隣にいてくれるから、学校楽しいの」
「…ありがとう」
慎「いやっ、こっちこそ、、その、一緒にいてくれてありがとう」
本当に突然
最近素直すぎて
こっちは動揺するばかり。
可愛いAは高嶺の花で人気者で
今だってチラホラ聞こえる可愛いという声は全て彼女に向けられている
「まこっちゃんとずっと一緒がいいなあ〜」
慎「…え？ずっと一緒だよ？」
「ふふ〜」
ニコニコしながら
芸をしてる運動場の真ん中を眺めるA
やっぱり可愛すぎる
綺麗な横顔
ちゅるんとした目とくるくるなまつ毛
ちょんとした鼻とプルプルな唇
慎「ねぇ」
「んー？」
慎「…変なこと言うけどさ」
「なあにー変なことって」
慎「…Aのこと、好きなんだ」
慎「ちゃんと、恋愛の、すき、、」
「…えっ、？、」
「わ、私もまこっちゃんのこと…好きなの」
耳まで真っ赤にした顔で
こっちを見上げてくる可愛い顔
おへその前で手をぎゅっと握ってるその手をとって
こっちへ引き寄せた
「まこっちゃ、ちょ、、」
慎「だいすき。ずっと好きだった。誰にも取られたくないし誰にも渡したくない」
慎「…ほんとはまだ伝えるタイミングじゃないのかな、とか思って悩んでたけど」
慎「むり。他の人たちに可愛い可愛い言われてるの我慢できない。
A独り占めしたくてたまんなかった」
「うぅ…まこっちゃん…私だって、先輩とかに嫉妬してて」
「今日だって、、写真頼まれて先輩に囲まれてるの見て辛かった」
お互い様だった。
素直に話してくれるAが可愛すぎて
もうなんか今すぐメチャクチャにしたくなったし
早く2人だけの世界に行きたいとも思った。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 580人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
日向さな(プロフ) - このお話最高すぎます！続きが楽しみです！ (2020年11月25日 13時) (
レス) id: f85ac14a0e (このIDを非表示/違反報告)
サトウプリン(プロフ) - ほくぶーさん» ドキドキしてくれてありがとうございますっ(^^) ほくちゃん投下がんばりますっ！笑 (2020年8月1日 11時) (レス) id: 43e7598863 (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - めちゃめちゃドキドキします！w北人くんとの絡みも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年7月31日 13時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月23日 12時
