[刀剣乱舞]三条の短刀は…3[ブラック本丸]

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髭切「前の主……初代審神者だね。その人が今剣に殺されたのは知っているだろう？」
「…はい、その辺は清光に聞いています」

そう告げると髭切は満足そうに頷く。

髭切「最後まで味方だった今剣は最終的には当時見習いであった男の言霊によって初代審神者を殺してしまった……次になぜその男がほかの本丸の刀にまで手をだしたのか」

楽しそうに話し始める髭切とは裏腹に、隣の膝丸は困惑した顔を見せている。

髭切「男がまだ見習いという立場だったからだよ。初代審神者の死体をあの忌々しい部屋の奥に保存しとけば本丸の機能が使えると思ったらしい…でも使えなかった。」
加州「じゃあ、あの部屋に俺を置いたのって」
髭切「粗方、初代審神者の魂がまだそこにあると思ったんだろうね。本当に哀れだよ」

何故そこまで知っているのだろうか、その疑問は全員の心の中にあっただろう。

髭切「まぁ、結果としては見習いは数珠丸に殺されてお終い。…あとは滅びを待つだけだと言うのに政府は懲りずに人間をこの本丸に送り続けた。そして、最近来た審神者が今剣…元今剣かな。君だよ」
「……み、かづきは」
髭切「三日月は君の正体についてはだいぶ前から気づいていたよ。でも、君だって気づいてるだろ？

三日月はもうかなり深いところまで堕ちてる。
彼を破壊するしか道は無いんだよ」


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会話ばかりで申し訳ない

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