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にじゅーよんん ページ24

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結局ジンの家に着いた後お風呂に入る話になり、少し上目遣いでジンに一緒に入ろうと誘ったらベレッタを突きつけてきた。一瞬怖って思ったけどリンゴよりも真っ赤にさせてるジンの顔を見たらその思いも吹っ飛んだ。


『ダメなの?』と何回か聞いたけど『……あぁ』と微妙な返事をされたから多分入りたくないわけではないのだろう。じゃあなぜ入らないのかって話なのだが。


仕方なく一人でお風呂に入ってジンに借りた服を着るとまあ案の定デカくて、ズボンもゆるゆるで引きずってしまうから上だけ着ることにした。膝小僧上くらいの丈だからパンツが見える心配もあまりない。こういうのベタだけど一番利くよね。



「おまたせ〜、先にお風呂ありがとぉ!」


酔ってる設定も忘れずに発言。俺の姿を見たジンは『っ?!』と驚きの表情を浮かべた後にそっぽを向いてしまった。


……耳まで真っ赤にしたジンを見ると、なんか本当に申し訳ない気持ちに駆られる。



「どうしたの?次お風呂どおぞ?」


「なぜ下をはいていない。」


困惑しているからこその発言なんだろうけど、俺にはどうしても前フリにしか聞こえなかった。ごめん。



「えぇ?あー、……安心してください、履いてますよ?」


ごめんなさい、どうしてもやりたかったんです、ごめんなさい。だからその蔑むようなでも照れてるような微妙な目止めてください。せめて何か言ってください。


ペラッと上の服を捲って見せると、どうしようもなくなったのであろうジンは足早にリビングを後にした。お風呂へと向かったであろう彼の後ろ姿を無事見送り、近くのソファに座ってスマホを取り出した。


すぐさまLINEを開き上の方にある降谷さんとの個人チャットに、住所と表札に書いてあった『黒澤』という仮?の名字とパソコンがどの位置にあるかを暗号形式で伝えた後、そのチャットを消して寝転がる。


上の服は調節してギリギリパンツが見える状態にしておいた。




しばらくしたらお風呂から上がったような音が聞こえてきて、ぐっすりと完璧な寝たフリを決め込んだ。


「寝た……のか?」


はい!!私は只今ぐっすり寝ております!!!襲うなら今ですよ??今しかないですよ?!


「格好……」


きっと今は俺のパンツを見て赤面してんだろうな。まあでも下着もジンから借りたから実際は俺が穿いてるのもジンのパンツなんだけど。


……なに言ってんだろ、俺。

にじゅーごごご→←にじゅーさんん



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- 凄く好みな小説です!!!更新お待ちしてます。 (2019年4月29日 0時) (レス) id: 19d3cc11d5 (このIDを非表示/違反報告)
花籠(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!私得すぎる設定っ!!!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年4月28日 15時) (レス) id: 270ba45bd9 (このIDを非表示/違反報告)
杏子 - 心臓持たなそう。発作起きる。中破撃沈寸前。読みきれば、大破炎上で撃沈///△/// (2018年7月16日 7時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
まこふあ(プロフ) - 結衣さん» コメントありがとうございます!今のところ特に受け攻めはないですが、最終的には降谷さん攻めにするかなーと思ってます!ありがとうございました!! (2018年7月15日 19時) (レス) id: f9ad2e5a55 (このIDを非表示/違反報告)
結衣 - どっちが攻めですか? (2018年7月15日 8時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこふあ | 作成日時:2018年6月25日 17時

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