ファースト?2 ページ13
「え、え……?」
な、何がおこったの……?
先輩が……、私の……。
「浦さん!何やっとんのや!!」
「さ、坂田くんっ!?」
顔を真っ赤にした坂田くんが近寄ってくる。
そして、私の前に立ち塞がった。
「今回ばかりはさすがに許されへん。Aちゃんの了承も得ずにそんなことやっていいわけない!!」
「……何お前……。キスのとこだけじゃなくてずっと見てたわけ?」
浦田先輩の唇が綺麗な弧を描く。
「ストーカーかよ。キッ…!」
あっ!と思った時にはもう遅かった。
坂田くんが浦田先輩を殴った。
すごく早くて、私は、止めることすら出来なかった。
ただ、呆然と立っていた。
でも、私だけじゃなくて坂田くんもそうだったみたい。
呆然と、浦田先輩を殴った方の手を見つめてた。
「……痛えなあ……。何時からそんな暴力的になったわけ?」
浦田先輩だけが、何もなかったかのような顔で微笑んでいた。
その微笑みとは対照的に、右側の頬はパンパンに膨れ上がってきている。
「暴力じゃ何も解決しないけど。そもそもさー、事の発端はお前じゃなかった?お前がガキみたいに駄々こねなけりゃあ今よりちょっとはいい結果になってたかもなあ?」
「そんなん、わかっとるわ」
「わかってねーよ。わかってないから、わかろうとしないから何度も繰り返すんだよ!お前は全然変わらない!あの時から少しもなあ!!」
あの時……?
坂田くんの顔を覗き込むと、悔しげに顔は歪んでいて。きつく結んでいる唇からは血が出ていた。
「いい加減、Aのこと諦めたらどうなわけ?今回の件でわかったろ。自分に無理だってことが嫌なくらい。」
「……わかっとるわ、最初からそんなこと。だけど、好きなんや。簡単に諦められるわけないやろ」
坂田くんが、私の方にからだを向けた。
「好き。好きだよAちゃん」
「……坂田くん」
「……もう無理だよ……。待ってられない」
坂田くんが強引に私の唇に口付けた。
初キスは、鉄の味。
なんて、なんて格好つかないんだろう。
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皇 惺羅@あゃラギギャラクシー(プロフ) - miimiさん» 嫌wwwおかしいwww (2019年9月25日 20時) (レス) id: d3b39c4d26 (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - 皇 惺羅@あゃラギギャラクシーさん» 草禿げるってなんですか!残念ながら、これ以上禿げられないんです…… (2019年9月25日 20時) (レス) id: 37a6b5b38f (このIDを非表示/違反報告)
皇 惺羅@あゃラギギャラクシー(プロフ) - 謝罪してるの草生えてしまいました。草禿げましょう (2019年9月25日 19時) (レス) id: d3b39c4d26 (このIDを非表示/違反報告)
皇 惺羅@あゃラギギャラクシー(プロフ) - miimiさん» ふ る し か な い ! (2019年9月25日 7時) (レス) id: d3b39c4d26 (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - 皇 惺羅@あゃラギギャラクシーさん» ふ ら れ た ! (2019年9月24日 22時) (レス) id: 37a6b5b38f (このIDを非表示/違反報告)
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